サントリー登美の丘ワイナリーが初の自然共生サイトに認定
2023年10月30日、サントリーグループは「サントリー登美の丘ワイナリー」が新たに「自然共生サイト」に認定されたことを発表しました。この認定は同グループとして初となり、まさに記念すべき瞬間です。さらに、「サントリー 天然水の森」においても近畿地域の3区域が新規認定を受け、全体で認定区域の数は12に達しました。
自然共生サイトとは?
「自然共生サイト」は、生物多様性の保全を目的とした民間の取り組みが評価される制度です。2023年度に創設されたこの制度は、2025年度に「地域生物多様性増進法」により法律として施行される予定です。近年、生物多様性の損失は気候変動と合わせて深刻な地球規模の課題となっており、その対策が急務です。2022年のCOP15でも、生物多様性を回復させる「ネイチャー・ポジティブ」が新たな国際目標として掲げられ、国内外での関心が高まっています。
登美の丘ワイナリーの背景
サントリー登美の丘ワイナリーは、1909年に設立された歴史あるワイナリーです。甲府盆地を望むこの地で、100年以上にわたりこだわりのワインづくりを行っています。地域文化を支えるために、持続可能な農業や生物多様性の保全にも取り組んでおり、今後もこの地でのものづくりを継続していくことを目指しています。
今回の認定に際し、特に評価されたのはオオムラサキやフクロウを含む多様な生物が生息していることです。合同調査では、8目25科51種の鳥類も確認されており、豊かな生態系が維持されています。
サントリー天然水の森の認定
同じく認定を受けた「サントリー 天然水の森」は、水源涵養を目的とした森林整備が行われています。全国で12,000ha以上をカバーし、安定した地下水供給を実現している「ウォーター・ポジティブ」を掲げており、工場で使用する水量の2倍以上の水を涵養することに成功しています。認定された3区域では、地域の特性に応じた健全な生態系が確認されており、フクロウなどの猛禽類も繁殖しています。
今後の展望
サントリーグループは、これらの認定を企業の持続可能な社会作りへの取り組みとして重要視しています。生物多様性保全や水源涵養の活動は、企業の進化を示すものであり、今後もこのような取り組みを全力で推進していく意向です。自然との共生を目指し、地域社会との協力を深めながら、サステナブルな経営を続けていく時代が求められています。
一方で、企業の社会的責任として進められるサステナビリティ活動は、ただの義務ではなく、未来を見据えた戦略でもあります。サントリーグループは、引き続き人々が自然と共に生きるための活動を支えていくことを約束します。
今後の発展に期待しつつ、自然との共生の道を歩むサントリーの挑戦に目が離せません。これからも私たちの生活環境を守るため、地球規模の課題への意識を高く持っていきたいですね。