プライバシーを守る新しい防災家具「タナカノカコエール」
愛知県豊橋市に拠点を置く株式会社時悠建築舎が開発した「タナカノカコエール」は、避難所での生活をより快適にすることに特化した木製の家具です。この革新的なアイテムは、日常的には防災用品の収納に使われ、必要な際にはプライバシーを確保するための空間に変わる特性を持っています。
防災イベントでの実演
2026年11月8日、豊橋市の多米公民館で行われる朝市「ぶらり多米市」で、この家具が紹介されます。当日は「防災士・大工の田中と防災のコトを話そう!」というセッションが催され、タナカノカコエールの使用方法や理念について詳しく解説される予定です。代表取締役であり大工・防災士でもある田中孝司氏が、実際に組み立てながら説明を行い、参加者と共に防災について考える時間を設けます。
「もしも、自分だったら」の気持ちから生まれた家具
この家具は、大工と建築士の夫婦が、自身の経験から生まれました。彼らは、避難所での居心地を考える中で「もし自分だったら」という視点を重視しました。特に、大勢の中でどのようにプライバシーを守れるのかを深く考え、様々な機会に「囲まれた空間」を提供することを目指しました。
軽量で丈夫な設計
タナカノカコエールは、収納時のサイズが約巾1.3m×奥行65㎝×高さ1.8mですが、避難所での使用に際しては、異なるサイズに組み替えることができ、約巾1.3m×奥行1.3m×高さ1.8mのプライバシーを保つ空間へと変わります。これにより、利用者は生活用品を収納するだけでなく、安心して利用できる空間を確保できます。
工具不要の簡易組み立て
この家具の特徴は、工具を一切使用せずに組み立てられることです。「ダボ」と「ダボ穴」を使って組み立てる仕組みは、誰でも簡単に組み立てられ、約10分で準備が整います。このシンプルな組み立て方は、参加者にとっても理解しやすく、当日のイベントでも実演される予定です。
8日イベント参加の勧め
防災の知識は日常生活に欠かせないものです。このイベントでは、「どういった備えが必要か」や「非常時に何を用意すべきか」といった具体的なポイントについても触れるものとなっています。タナカノカコエールが目指すのは、ただの家具にとどまらず、人々に防災への意識を芽生えさせることでもあります。
未来へのビジョン
株式会社時悠建築舎の目指すところは、ただ便利な家具を提供することではなく、地域の皆様が「もしものときに、落ち着ける場所がある」と思える未来を描くことです。タナカノカコエールが多くの場所に広がり、誰もが安心して過ごせる居場所を確保できることが、彼らの願いです。
「タナカノカコエール」は、現在も地域の防災イベントなどで積極的に紹介されています。興味のある方は、是非足を運んで、この素晴らしいプロダクトを直に体験してみてはいかがでしょうか。