越境ECサイト「We’ll-Being」
2020-08-19 11:00:08
地方自治体の魅力を引き出す越境ECサイト「We’ll-Being」が登場!
越境ECサイト「We’ll-Being」がスタート!
新型コロナウイルスの影響が長引く中、地方の観光産業は大きな痛手を被っています。訪日外国人客数が前年同月比99.9%減の2900人にとどまるなど、いつ旅行者が戻ってくるか分からない状況。しかし、こうした状況の中で、地方企業が新たな対策を講じる必要が出てきました。このような背景から、ウェルビーイング社は地方自治体と協力し、国内産品を海外へと販売するための新たな越境ECサイト「We’ll-Being」を立ち上げました。
「We’ll-Being」の特徴
「We’ll-Being」は、地方特産品を世界に発信するためのプラットフォームです。以下にその主な特徴を紹介します。
1. 地方自治体との協力
ウェルビーイング社は、千葉県の銚子市、新潟県の妙高市、北海道の函館市との提携契約を締結し、これらの地域特産品を対象とした販売環境を提供します。この協力により、地方産品が海外市場で認知され、販売される機会が確保されるのです。
2. 動画による情報発信
「We’ll-Being」は、メイドインジャパンの製品を生産する農家や企業の思いや生産工程、地域ならではの調理方法を動画で紹介します。この動画は日本語を含む5カ国語に対応しているため、幅広い国々の人々に親しんでもらうことが可能です。
3. ワーケーション支援事業との連携
「We’ll-Being」の立ち上げは、ワーケーション支援事業との連動からも恩恵を受けています。海外拠点が存在する国々へ向けた販路開拓や販促活動も行われており、これにより新たな顧客層の開拓が期待されています。
4. 多言語対応
創業から130年以上の歴史を持つ株式会社ノグチの子会社にあたる環境生活株式会社の知見を活かし、5カ国語に対応したeコマースプラットフォームを整備しています。この取り組みにより、国境を越えてのスムーズな取引が可能となります。
5. 柔軟な決済オプション
クレジットカード決済は多通貨に対応しており、WeChatPayなど多様な決済方法を用意。購入者の居住国に応じた通貨で支払いができるため、ユーザーにとって便利な環境が整っています。
6. スピーディーな配送
「We’ll-Being」では、EMSやDHLを活用し、海外への配送時間を最短3〜5日としています。迅速な配送により、ユーザーにとって魅力的な取引が提供されます。
今後の展望
ウェルビーイング社は、越境ECサイトにおいて取り扱う製品の種類を増やす計画を立てています。函館、銚子、妙高の特産品に加え、大分県や沖縄県、静岡県、京都府の製品も海外での流通を目指します。また、中国、台湾、ミャンマー向けにライブ配信を通じたリアルタイムの販売促進も計画中です。
長期的には、ワーケーション支援事業で設立を予定している海外拠点を活用し、より多様な地域市場の開拓を進めていく方針です。「We’ll-Being」は、越境ECを通じてメイドインジャパン製品の販売を拡大し、地方創生にも寄与していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 We’ll-Being Japan
- 住所
- 東京都千代田区内幸町1丁目1―1 帝国ホテルタワー16階
- 電話番号
-
03-6811-2955