ユニヴァ・ペイキャストとDanalが日韓決済を革新する
2023年10月、株式会社ユニヴァ・ペイキャスト(UPC)は、韓国の決済企業Danal Co., Ltd.(以下、Danal)との間で、戦略的パートナーシップを締結しました。この提携により、両社は日韓間における決済連携を強化し、利用者や事業者に対して新たな価値を提供することを目指しています。特に、円(JPY)建てステーブルコインの活用可能性に基づく決済・流通インフラの開発が焦点となります。
提携の背景と目的
今回の提携は、UPCがこれまで日本市場においてQRコード決済など多様な決済ソリューションを提供してきたことに基づいています。一方で、Danalは韓国にて携帯電話決済や海外統合決済サービスを行い、外国人留学生向けの学費決済なども手がけています。このように、両社がそれぞれのノウハウを活かすことにより、日韓間でのよりスムーズな決済体験を提供することが可能となります。
主な検討エリア
1. 円建てステーブルコインの活用
両社は、円建てステーブルコインを利用した決済・流通インフラの構築を共同で進めていく計画です。このインフラの開発においては、関係法令や制度動向の調査が必須になります。
2. 教育費決済の連携
日韓間の教育関連費用の支払いに関して、利用者の利便性を高める決済スキームの開発が進行中です。Danalが提供する留学生向けインフラとUPCの技術を組み合わせ、効率的な決済方法を模索します。
3. ECサイトの決済連携
越境EC市場における決済の円滑化を図るため、両国のEC事業者との連携についても議論がなされる予定です。これにより、消費者に対する利便性が大幅に向上します。
4. 訪日外国人向けの決済サービス
訪日外国人の利便性向上を図るため、Danalが展開している「KONDA」先払カードとUPCの決済基盤の接続が検討される予定です。これにより、外国人旅行者の決済方法が多様化し、利用が促進される見込みです。
今後の展望
両社は、このパートナーシップを通じて日本と韓国間でのクロスボーダー決済の円滑化を目指します。具体的な施策は、監督当局の方針や法令を遵守する形で柔軟に調整しながら段階的に実施していく計画です。特に、デジタルマネー型ステーブルコインの発行や流通、仲介に関しては、各種の法令や制度を遵守しつつ進めてまいります。
企業情報
韓国国内で多様な決済サービスを展開する企業として知られるDanalは、携帯電話決済のパイオニアとしても認識されています。
UPCは全国の店舗やECサイト向けの多様な決済ソリューションを提供している企業です。
両社の組み合わせは、新しい決済の可能性を開く鍵となるでしょう。その動向に注目です。