新たなコミュニティスペース「まちのギャラリー」
東京都世田谷区下北沢に位置するシェアハウス「まちのば」は、地域住民や来街者が交わるスペースとして注目を集めています。この度、1階ピロティに新たにオープンしたのが、半屋外空間「まちの縁がわ」を活用した貸出スペース「まちのギャラリー」です。このギャラリーでは、展示や販売、ワークショップなど多様なイベントが行え、地域のクリエイターやショップ、学生たちの活動の場として、その可能性を広げていきます。
背景と進化の過程
「まちのば」が目指すのは、居住者同士の交流だけでなく、地域全体を活性化させること。2024年1月に開設されたシェア型本棚『まちの本棚』が好評を博し、その後の地域の挑戦をサポートする場として「まちのギャラリー」への進化が考えられました。多彩な棚主が自身の選書を展示することで、訪れる人々との交流を深めてきたこの空間は、さらに進化を遂げ、展示やイベントが行える場としての顔を持つようになりました。
まちのギャラリーのコンセプト
「まちのギャラリー」は、地域に開かれた場として、個人がその想いを発信し、挑戦できる空間を提供します。自分の内なる希望を見つけるきっかけとなり、参加者同士の交流を生むことを目的としています。この循環が、まちをより活気づけることを強く願っています。
利用概要と料金プラン
新たにオープンした「まちのギャラリー」は、以下のように利用が可能です:
- - 所在地:東京都世田谷区代田2丁目33-10 まちのば1Fピロティ
- - 面積:屋根付き半屋外約28㎡、屋外約23㎡の計51㎡、最大10名まで収容可能
- - 利用時間:9:00〜19:00(使用終了後は現状復帰が求められます)
料金プラン
- - 基本料金:5,000円(税込)/終日
- - 物販等の際:基本料金+売上の15%(5,000円未満は基本料金適用)
実際の利用例
実際に「まちのギャラリー」を利用した事例として、初めての個展を開いた参与者が挙げられます。彼は自作の展示を行い、近隣住民が散歩の途中で立ち寄り、作品を購入する姿が見られました。また、体験型イベントとして実施されたアートイベントでは、参加者が自分自身の手で作品を仕上げながら交流を深めることができ、価値ある時間を過ごしました。
今後の展望
「まちのギャラリー」は今後も地域のコミュニティをさらに強化し、多様なイベントやプロジェクトとの連携を深めていく予定です。まちの株式会社は、「まちの縁がわ」を通じて、地域の人々がつながる場を積極的に提供し、シモキタ・代田地域の発展に寄与することを目指しています。地域に根付いた取り組みを通じて、より豊かで魅力的なコミュニティを創出していきます。