mymizuが世界の舞台で輝く
一般社団法人Social Innovation Japanが手掛けるmymizuが、世界的な社会的企業向けコンペティション「Chivas Venture」で共同受賞を果たし、100万ドルという大きな助成金を獲得しました。この大会は、社会問題に挑むスタートアップ企業に資金を提供し、彼らのビジネスアイデアを世に広めることを目的としています。
Chivas Ventureとは
Chivas Ventureは、より良い未来を作るためのビジネスコンペティションであり、毎年7月に 開催されるこの大会には、全世界から革新的なスタートアップ企業が集まります。新型コロナウイルスの影響でトロントでの開催が難しい中、各国の優勝者には新たに4万ドルが授与され、その特典が多くの社会的企業へと向けられました。
受賞の意義
今回、ポーランド、タイ、コロンビア、イギリスなどとともに日本を代表する形で受賞したmymizuは、2枚目のカンニングペーパーとも言える役割を果たしています。共同創立者のルイスロビン敬さんは、「新たなレベルに引き上げる資金として大切に使わせていただきます」と述べ、全てのサポーターに感謝の意を示しました。彼の言葉には、社会的企業が抱える課題に取り組み、持続可能な解決策を見つけるという強い意志が感じられます。
mymizuの活動
mymizuは、飲料水の供給をより身近なものにするために設立されました。日本国内で5,500以上の給水スポットと、約20万か所の世界中の給水地点を結ぶプラットフォームを提供しています。これにより、外出中でも気軽に水が補給でき、非常に環境にもやさしい取り組みを実現しています。
アプリの利便性
このアプリは2019年にリリースされて以来、40か国で25,000回を超えるダウンロードを記録。特に2020年からはリフィルトラッカー機能を追加し、ペットボトルの使用削減や、二酸化炭素排出量の大幅な減少を実現しました。 利用者は、簡単に給水スポットを探し、自身の環境貢献度を実感できるのです。
未来への展望
mymizuは、単なる給水プラットフォームではなく、社会的イノベーションを進めるための強力なツールとしても機能しています。個々の利用者は、自分がどれほどのプラスチックや二酸化炭素を削減できたのかを可視化できるため、さらなる環境意識を促進します。
また、新しい給水スポットの情報を投稿する機能もあり、自分の活動をSNSで共有することで、友人や周囲の人々にも影響を与えることができます。これは、持続可能な未来を意識した新しい生活様式となることでしょう。
結論
mymizuの受賞は、社会的企業が具体的な影響を持ち得る証拠であり、私たちの生活に良い変化をもたらす可能性を秘めています。サステナビリティへの取り組みを推進し、環境意識を高めるために、今後も楽しみな活動が続くことでしょう。
詳細情報は、公式ウェブサイトで確認できます。