コロナ禍に立ち向かう！さくら構造が新たに奨学支援金制度を設立

さくら構造株式会社が奨学支援金制度を設ける背景

新型コロナウイルスの影響で、学生たちが学費や生活費を支払えず、通学が困難な状況が深刻化しています。そのことを受けて、さくら構造株式会社は採用内定者に対して、経済的な支援を行うための新たな奨学支援金制度を創設しました。

会社の代表である田中真一氏は、「私たちは、内定者を仲間として大切に考えている。彼らが将来夢や目標を持って活躍できる環境を作りたい」と語ります。コロナ禍という厳しい現実に直面する学生たちを少しでも助けるため、具体的な支援が必要だと考えたのです。

この制度を通じて、さくら構造は多くの学生をサポートし、他の企業にも同様の取り組みを広めることを期待しているとのこと。厳しい状況ではありますが、協力し合うことで、より多くの学生が救済されることが望まれるのです。

奨学支援金制度の詳細

さくら構造の奨学支援金制度では、コロナ禍の影響で学費や生活費の支払いに困難を抱える採用内定者を対象に、月額3万円から5万円の支援を行います。この支援は、卒業までの期間継続され、未払いの学費がある場合には、一括立て替えについても相談に応じるとのことです。

支援を希望する学生は、内定承諾書を提出後に状況をヒアリングされ、支援額が決定されます。これにより、個々のニーズに沿った支援が提供されるよう配慮されています。

対象となる学生について

1. 2021年3月卒業予定の全国の学生
2. 学費や生活費に困難を抱えている学生
3. 採用内定承諾書を既に提出した学生

この制度は、特に苦しい状況にいる学生たちに救いの手を差し伸べるものです。正確な情報とともに、必要な支援を届けられるよう努めていくとのことです。

さくら構造の企業理念

さくら構造株式会社は、2006年に設立され、構造設計や耐震診断、建築総コスト最適化など、多岐にわたる事業を展開しています。本社は北海道札幌市に位置し、東京や大阪にも事務所を構えています。

「私たちは技術力だけでなく、人を大切にする会社を目指したい」と代表の田中氏は強調します。学生支援はその一環であり、今後も持続可能な社会に寄与できるよう努めていく所存です。

さくら構造の新たな試みが、他の企業にも波及し、多くの学生が経済的な支援を受けることができるようになることを、期待せずにはいられません。