Currents Art Award 2024: 新たなアートの挑戦を支えるシステムが始動
アートの世界に新しい風を吹き込むべく設立された「Currents Art Award 2024」。このアワードは、現代美術の可能性を探り、アーティストが自身の新しい挑戦を実現するための大切なステップとして位置付けられています。2024年12月15日までの間、アート作品の応募を受け付けており、今回はその二次審査方法とレビューチームのプロフィールが発表されました。
アワードの目的
Currents Art Awardは、アーティストが一時的な収益性に捉われることなく、新たなアートに挑戦する機会を提供することを目指しています。このアワードを通じて、アーティストたちがその潜在能力を最大限に発揮し、国内外でのキャリア構築の礎となることが期待されます。また、多様な才能を持つアーティストが活躍できる環境づくりにも寄与しています。
ここでのメインテーマは「アーティストの新たな挑戦」です。現状のアートシーンでは特に実現が難しいプロジェクトや作品の制作が支援されることによって、アートの新しい流れを生み出すことが促進されると考えられています。
審査方法とレビューチーム
今回発表された二次審査方法では、一次審査を通過したアーティストたちがオンラインでプレゼンテーションを行い、質疑応答を通じてその想いや作品の新規性を審査されます。この面談には、7名のレビュアーが参加予定で、一部レビュアーは別途プレゼンテーションを確認し、意見を交わす形で最終的な受賞者が決定されます。
レビューチームは各分野で著名なアート専門家たちで構成されています。「MEET YOUR ART」のナビゲーターとして知られる小池藍さんや、ブルックリン実験アート財団の共同創設者である斯波雅子さんなど、幅広いバックグラウンドを持つ7名が集結。現代アートへの深い理解と経験が、応募者の創造性を引き出す助けとなることでしょう。
賞金と副賞
Currents Art Awardでは、最優秀賞に輝いたアーティストには200万円、優秀賞受賞者には50万円が授与される予定です。受賞者にはさらに、hakari contemporaryにての個展開催やアート専門番組『MEET YOUR ART』でのインタビュー収録といった副賞が贈呈。この機会は、アーティストにとって自身の作品を広く知ってもらうチャンスとなります。
応募概要
応募期間は2024年10月11日から12月15日まで。その際、アーティストたちは実現したい展示企画や制作作品案を提出する必要があります。応募資格は22歳以上45歳以下で、日本を拠点に活動するアーティストであれば国籍を問わず応募可能。一次審査に通過した後は、プレゼンテーション審査を行うことが求められます。
また、対象作品は現代美術全般にわたり、平面、写真、立体、映像、デジタルアートなど多岐にわたります。応募方法は公式ウェブサイトからの登録で行え、ポートフォリオやSNSリンクの提出も必要です。
Currents Art Award 2024は、多くのアーティストにとって新しい冒険を始める舞台となるでしょう。あなたもこの素晴らしい機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?