スターガルト病治療の新たな展開
2026-03-02 21:35:02

Kubota VisionとLaboratoires KÔLによるスターガルト病治療薬の供給契約成立

新たな治療法の幕開け



2026年3月2日、Kubota Vision Inc.(以下、Kubota Vision)は、フランスに本社を置くLaboratoires KÔL(以下、KÔL社)との間で、スターガルト病治療候補薬「エミクススタト塩酸塩」の供給およびライセンス契約を締結しました。この契約は、Kubota Visionが製造したこの薬剤をKÔL社がフランスで提供することで、視力低下に悩む患者への新たな治療法の糸口を提供することを目指しています。

スターガルト病とは



スターガルト病は、遺伝的要因によって網膜が損傷し、視力が低下する稀な疾患です。この疾患は主に若年者に発症し、視力の低下は緩やかに進行します。患者は、視野の欠損や色覚異常など、多様な視覚障害を経験します。現在有効な治療法は存在しておらず、新たな治療法の開発が求められています。

「エミクススタト塩酸塩」に期待される効果



「エミクススタト塩酸塩」は、視覚サイクルモジュレーション技術に基づいて開発されており、視覚サイクル中の有害代謝物質の蓄積を減少させることが期待されています。これにより、視力低下の抑制や視細胞の保護が実現される可能性があります。この技術の実用化により、スターガルト病に苦しむ多くの患者に光明がもたらされることでしょう。

協力の詳細



契約により、Kubota Visionは最終製剤の独占的製造を行い、KÔL社にその製品を供給します。KÔL社はフランス国内での流通・供給に関する独占的権利を有し、コンパッショネート・ユースプログラムのもとでこの薬剤を提供します。また、KÔL社は製造支援に関する対価も支払います。契約の金銭条件は非公開ですが、複数回の支援が予定されており、将来的にはロイヤルティ収入が収益の大部分を占める見通しです。

今後の展望



この契約により、Kubota VisionとKÔL社は、共に患者のための新たな治療法を確立するために尽力します。両社は、コンパッショネート・ユース承認を得るための申請準備を進めており、承認まで数か月程度の見通しです。今後、進捗があれば迅速に情報を提供し、アイデアの実現を目指します。

コメント



代表取締役社長でもあるKubota Visionの窪田良氏は、「KÔL社との契約締結を大変嬉しく思います。共に希少疾患に共通する医療ニーズに応えることができ、視力を維持・回復させるための取り組みを加速させます」とコメントを述べました。KÔL社のソフィー・モメージュCEOも「この提携を通じて、初めての有効な治療選択肢を世界中の患者に届けることができればと思っています」と語りました。

この新しい協業は、視覚障害に苦しむ多くの方々に対する希望の光となるでしょう。両社の取り組みに期待が寄せられています。


画像1

会社情報

会社名
窪田製薬ホールディングス株式会社
住所
東京都港区南青山1-15-37
電話番号
03-6550-8928

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。