内田洋行、クラウド会議室システムの海外初展開を発表
株式会社内田洋行は、クラウド型会議室予約管理システム「SmartRooms」をベトナムで販売開始しました。この動きは、国内で実績を持つシステムを海外へ展開するもので、2026年1月20日より提供が開始されました。一つの目標は、急成長を遂げるベトナム市場において、オフィスの効率性を最大化し、多くの企業にとって「誰もが力を発揮できるオフィス」の実現を支援することです。
ベトナム市場で期待される環境
ベトナムは現在、外資系企業の進出が加速しており、オフィスの需要も拡大しています。また、「予約しているのに使われていない」「重複予約」といった会議室の非効率な利用が多く見受けられます。このような課題に対して、「SmartRooms」は会議室利用の可視化と分析を通じて、業務効率向上を図ります。
SmartRoomsの特長
1.
Microsoft 365との連携
SmartRoomsでは、グローバルでも多く利用されているMicrosoft 365との連携が標準搭載されています。今後はGoogle Workspaceなどの主要なグループウェアにも対応する予定です。
2.
海外環境への対応
英語のユーザーインターフェース、タイムゾーン設定など、海外のオフィス環境に特化した機能を充実させており、現地で調達可能なタブレット端末を使用することで、円滑な操作環境を提供します。
3.
導入サポート体制
導入やヘルプデスクのサポートは、ベトナムに特化して構築されており、顧客に寄り添ったサービスを提供します。
4.
利用状況の可視化
会議室の利用状況を見える化し、データを基にした利用改善を推進します。これにより、より効率的なオフィス環境の実現が期待されます。
5.
安全設計
SmartRoomsのクラウドサーバーは、企業のグループウェアに直接アクセスしない安全設計となっており、データのセキュリティを確保しています。
このような特長を持つSmartRoomsは、販売開始から5年間で5,000室への導入を目指しており、さらにタイやマレーシア、インドネシア等アジア全域への展開も視野に入れています。
宣伝活動を支える深川梓氏
このプロジェクトを推進するのが、内田洋行のマーケティング担当である深川梓氏です。深川氏は、建築学を専攻した後、内田洋行に入社し、SmartRooms誕生に携わりました。彼女はわずか数名の少人数チームで様々な業務をこなし、市場に新たな道を切り開いてきました。現在は、「空間×ICT」を基盤にハイブリッド・ワークプレイスのプロモーションを担当し、デジタルマーケティングにも力を入れています。
「理想のオフィスを作ることは目的ではなく、そこからの改善が必要です。データを活用して、働く人々が楽しく、高いパフォーマンスを発揮できる環境を創ることが使命です」という深川氏の言葉はその情熱を如実に表しています。彼女のアプローチは、「生の声を起点とするマーケティング」という姿勢を大切にし、国内外において内田洋行のブランドを広める原動力となっています。
結論
内田洋行のクラウド型会議室予約システム「SmartRooms」のベトナムへの導入は、今後のアジア展開に向けた第一歩。また、深川梓氏のリーダーシップのもと、その成長戦略は多くの企業に新たな価値を提供することでしょう。技術と空間設計を融合した新しいオフィス環境の在り方が、アジア全域に広がることが期待されます。