ダイバーシティフォーラムレポート
2025-01-25 23:02:40

岡山大学が掲げるダイバーシティの未来とは?フォーラム開催レポート

岡山大学が「ダイバーシティ&インクルージョンフォーラム」を開催



岡山県岡山市にある国立大学法人岡山大学は、2025年1月16日に「ダイバーシティ&インクルージョンフォーラム in OKAYAMA 2025」を開催しました。このフォーラムは、岡山を「福祉の聖地」とするために、地域が抱える未来のビジョンについて参加者が考える場とされています。約150名が集まり、誰もが快適に過ごせる社会の実現に向けたさまざまな意見が交わされました。

フォーラムの内容



本フォーラムは二部構成で行われました。第一部では、「岡山で胎動するインクルージョン」と題し、岡山大学病院の聴覚支援センターの片岡祐子准教授をはじめとする講演者が登壇しました。彼らは岡山におけるインクルーシブ活動の現状や成果を紹介し、日本の聴覚障がい者支援の重要性について語りました。

特に印象に残る内容として、片岡准教授が難聴者の声をもとに作成した冊子の紹介があり、それを通じて聴覚障がい者の理解促進が重要であると訴えました。また、視覚に障害を持つ人々のための「色覚補助ソフトウェアVisolve」についても紹介され、新たな技術が誰一人取り残されない社会を実現する手助けになることが示されました。

第二部では、岡山大学の那須保友学長を中心に、地元の著名な方々が参加するパネルディスカッションが行われました。このセッションでは、ウェルビーイング社会を構築するためのアイデアや施策を共有し、地域の資源をどのように活かしていくかについて熱い議論が交わされました。特に、参加企業や団体との協力を促進し、包括的な社会の構築に向けた幅広い取り組みの必要性が強調されました。

エンディングのコミュニケーション



フォーラムの締めくくりには、岡山大学SDGsアンバサダーであるCopain(コパン)が制作した手話動画が上映され、その動画に合わせて参加者が一緒に手話をする場面が見られ、会場全体が一体感に包まれました。さらに、岡山大学華道部による華やかな装花も会場を彩り、参加者の心を豊かにしました。このように、フォーラムは障がいの有無にかかわらず、誰もが参加し理解できる場として設計されていました。

最後に、狩野光伸副理事(SDGs・ダイバーシティ&インクルージョン担当)が「これからも、ともに「ワクワクドキドキ」しながら、考える機会をつくりましょう」と呼びかけ、参加者に更なる交流と未来に向けた期待感を持たせました。岡山大学は今後も地域中核の特色ある研究大学として、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていくことが期待されています。

結論



「ダイバーシティ&インクルージョンフォーラム」は、地域社会の多様性を尊重し、誰もが快適に生活できる社会の構築に寄与する重要なイベントでした。このような取り組みが、岡山はもちろん日本全体においても、今後さらに広がっていくことを願っています。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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