コンピュータ監査国際会議がオンラインで開催
国際コンピュータ利用監査教育協会(ICAEA)が主催する「コンピュータ監査国際会議」が、2021年9月10日(金)にオンラインで開催されます。この会議には、日本や海外から監査業界、規制当局、実業界、研究機関の専門家が集まり、監査分野におけるデータ分析に焦点を当てた講演やパネルディスカッションが行われます。
会議の背景と目的
急速に進展するデジタルトランスフォーメーション(DX)にともない、監査の現場でも新たな技術の導入が急務となっています。本会議は、こうした変化に対応するヒントを提供することを目的としています。専門家たちは、人工知能(AI)を使用した監査手法、IT活用による監査の方向性、監査品質の向上、コロナ禍における監査のアプローチの変化など多岐にわたるテーマについて議論します。
会議の詳細
この国際会議は、2015年以来カナダで非営利法人として登録されているICAEAが2年ごとに行っているプロジェクトの一環です。特に2021年の会議は、日本支部であるICAEA JAPANが主催する重要なイベントです。以下は、会議の概要です:
- - テーマ:『監査におけるデータ分析』の現状と課題、未来を探る
- - 日程:2021年9月10日(金)10:00 ~ 18:00(予定)
- - 開催形式:Zoomウェビナー(同時通訳あり)
- - 参加費:有料(一般:16,500円、特別割引:13,200円、会員:3,300円、学生:1,650円)
イベントの協賛
本会議には多くの企業や団体が協賛しています。日本公認会計士協会、太陽有限責任監査法人、EY新日本有限責任監査法人、PwCあらた有限責任監査法人など、名前の挙がった団体が力を寄せています。
講演者紹介
会議には、著名な専門家たちが講演を行う予定です。日本公認会計士協会の会長である手塚正彦氏や、金融庁の西山香織氏、株式会社ベルシステム24ホールディングスの高橋文博氏など、様々な業界から参画しています。また、海外の研究機関の教授たちも登壇し、国際的な視点を持った議論が行われることが期待されています。
国際コンピュータ利用監査教育協会について
ICAEA JAPANは、2017年に設立され、コンピュータ利用監査技法の実施を支援する機関です。内部監査や不正調査でのCAATs(コンピュータ利用監査技法)の活用を推進しており、包括的な教育プログラムを提供しています。
会議への参加には事前登録が必要です。興味がある方は、特設サイト(https://www.2020.icaeajp.or.jp/)を訪れて、詳細を確認してください。新しい監査技術やデータ分析の最前線に触れ、業界の専門家たちと交流できる貴重な機会です。