ストレスチェックの新システム
2015-06-30 11:43:12
企業のストレスチェック義務化に応える新システムのご紹介
ストレスチェック義務化に対応した新システムが登場
株式会社エクスウェル(東京都中央区)は、新たなストレスチェックシステム「メンタルチェック@クラウド」を提供開始することを発表しました。このシステムは、今年12月から施行されるストレスチェックの義務化に対応し、企業の事務負担を大幅に軽減することを目的としています。
ストレスチェック制度の背景
ストレスチェック制度は、過労やメンタルヘルスへの配慮が求められている現代において、企業が従業員の心の健康を守るための重要な取り組みの一つです。特に、従業員数が50名以上の企業では、定期的なストレスチェックが法的に求められています。しかし、その実施に際しては、負担が大きい魔法のような課題も存在します。
メンタルチェック@クラウドシステムの特徴
「メンタルチェック@クラウド」は、PCやスマホ、タブレットなど様々なデバイスに対応しており、受検者は自身の好きな時間や場所でチェックを受けられるという優れた特徴を持っています。この画期的なシステムは、従業員が出張中やクライアント先にいてもストレスチェックを行えるため、業務に対する影響が最小限に抑えられます。
さらに、応募者が受検を完了するまでの一連の手続きを大幅に簡素化する機能が備わっています。特に、関連会社と連携して提供されるSMS機能により、企業が従業員に調査票を配布する手間を削減します。指定の電話番号に連絡することで、従業員の携帯電話にストレスチェックのURLが送信され、受検が促されます。
法令遵守と情報管理
このシステムは厚生労働省の「職業性ストレス簡易調査票」に完全に準拠しており、全57項目を包括しています。また、情報セキュリティについても万全を期しており、ISMS(ISO27001)に基づいて運用されています。そのため、従業員の回答結果は信頼性が高く、安全に管理されます。
企業は、回答が同意された従業員の結果を受け取ることができるだけでなく、ストレス面接希望者のデータを自動的に産業医へ送信することも可能です。法的に求められる5年間のデータ保管ももちろん含まれています。
従業員へのフォローアップ
受検後、従業員が中程度以上のストレスを抱えていると判断された場合には、セルフケアに関する説明動画を視聴できる機能も搭載されています。また、医師や保健師による個別面接指導を希望する場合、そのオプションも利用可能です。
利用料金について
「メンタルチェック@クラウド」の利用料金は、従業員数に応じたスライディングスケールモデルで設定されています。小規模な企業でも導入しやすい一人当たりの価格設定が魅力です。具体的には、200名までの企業で階層ごとに異なり、最大の1万人を雇用する企業でもリーズナブルな価格で利用できるため、多くの部署での導入が期待されます。
この「メンタルチェック@クラウド」は、一般企業はもちろん、従業員数が多い派遣会社や外食産業、テレマーケティング会社などでも広く活用される見込みです。初年度は300社の導入を目指しています。
まとめ
企業にとって、従業員のメンタルヘルスを守ることは大変重要な役割であり、自社の成長にも貢献する要素です。エクスウェルが提供する「メンタルチェック@クラウド」は、ストレスチェックを効率的に実施する強力なツールであり、これからの企業のメンタルヘルス対策を支える存在となることでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社エクスウェル
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町1-1-22恩田ビル6F
- 電話番号
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03-5614-1010