冬季の換気問題を解決する新サービス「cooTH」
2020年12月、株式会社三弘が導入した「cooTH」という新しいサービスが話題を呼んでいます。このサービスは、企業オフィスやブライダル施設、介護施設向けに「密閉」と「密集」を防ぐことを目的としており、特に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた昨今、注目されています。
高まる室内換気の重要性
最近の専門家会議の見解によれば、集団感染を防ぐためには「換気の悪い密閉空間」を改善することが鍵とされています。具体的な対策としては、多数の人が出入りする商業施設や公共の場で、適切な換気を行うことが求められています。しかし、何が「適切」というのか、一般業者にはわかりにくい部分が多く残っています。
特に冬場、外気温が下がると換気を避ける傾向が強まり、結果として密が生じることが問題視されています。北海道ではこの問題が特に顕著で、適切な換気タイミングの把握が求められています。
「cooTH」の仕組みとは?
「cooTH」は、CO₂濃度を測定するセンサーを使用して、オフィス内の密閉状況をリアルタイムで可視化します。設定された基準値を超えるとアラートが出て、換気のタイミングをお知らせする仕組みです。これにより、企業は流動的な働き方をする従業員に対しても、適時換気を実施できるようになります。
具体的には、以下のような機能があります:
- - スマートフォンやPCから施設内の換気状態を一括で確認。
- - 過去の換気履歴を取得し、データとして保管。
- - 換気不良が検知された際にはメールで通知。
このサービスにより、企業は従業員の健康を守るだけでなく、周囲へも安心感を提供します。
利用者の声
名古屋市に本社を置く結婚式場の株式会社ブライド・トゥー・ビーでは、披露宴中でもタブレットを通じて換気のタイミングを簡単に確認できるようになりました。COOの野口氏は、「冬でも換気を忘れずに実施できる」とその効果を実感しています。
今後は、ホテルや介護、医療分野への展開も考えられており、幅広い業界において重要な役割を果たすことが期待されます。
価格とサポート
「cooTH」の利用料金は月額6980円(税込)で、1台のセンサーを使用した場合の価格です。株式会社三弘は、計測技術の専門家として、必要なサポートを提供し、導入企業のニーズに応じた体制を整えています。
企業のビジョン
三弘ホールディングスグループは「日本を元気にする」という理念の下、環境測定機器や気象計器を取り扱い、社会貢献に取り組んでいます。自然環境の保護や、人命を守るための技術革新に挑戦し続け、あらゆるステージで新たな価値を創造することを目指しています。
このように、株式会社三弘の「cooTH」は、室内の換気にまつわる悩みを解決する有効な手段として、多くの企業や施設に導入が進むことでしょう。また、今後の展開にも目が離せません。
お問合せ先
興味のある方は、株式会社三弘までお問合せください。実施するセミナーや詳細説明会に参加し、実際の運用例を確認することも可能です。
- - 連絡先: 名古屋市昭和区車田町一丁目103番地2
- - TEL:052-735-8888
- - 公式ウェブサイト
新型コロナウイルス感染症対策に取り組む中で、換気の重要性を改めて認識し、具体的な行動に移す時期が来ています。「cooTH」を通じて、安全で安心な環境作りが進むことを期待しています。