広がる八ヶ岳の高原野菜の世界
山梨県北部、八ヶ岳の自然に囲まれたリゾナーレ八ヶ岳では、2025年7月12日から8月24日まで「八ヶ岳マルシェ2025」が開催されます。このイベントは、地元の生産者たちが集まり、自信を持って育てた高原野菜を直接販売するものです。美味しさだけでなく、野菜の新しい魅力を体験できるハイライトともいえるこのマルシェは、地元の人はもちろん、観光客にも人気のイベントとなっています。
「八ヶ岳マルシェ」の歴史
「八ヶ岳マルシェ」は2010年にスタートし、今年で16年目を迎えます。昼夜の寒暖差や十分な日照時間、少ない降水量といった八ヶ岳エリアならではの恵まれた気候が、高品質な野菜を育て上げています。出荷できない規格外品が廃棄される現状を受け、地元の生産者とのふれあいを通じてその美味しさを知り、味わうことで、フードロスを減らす意識を高めていくことが目的です。
新たな挑戦:規格外品の魅力を伝える
特に注目されるのは、規格外品を使ったイベントメニューです。今回の「八ヶ岳マルシェ2025」では、規格外のトマトを使用した「トマトのかき氷」と、3種類の「夏野菜のスムージー」が新登場。トマトのかき氷は濃厚な甘みと酸味が絶妙に融合した一品で、スムージーはビーツやとうもろこし、小松菜の良さを引き立てる工夫が施されています。高原の気候の中で楽しめるこれらのメニューは、訪れる人々の舌をうならせること間違いなしです。
サステナブルな楽しみ方
さらに、今年からスタートする「サステナブルキッズスタジオ」では、子供たちが規格外品の野菜を使ったスイーツ作りを通じてその大切さを学ぶプログラムも用意されています。自分好みのトッピングを楽しむことで、遊びながら農業や食品ロスについて理解を深められる内容になっています。このような教育的要素も「八ヶ岳マルシェ2025」の大きな魅力といえるでしょう。
バーベキューエリアでの味わい
また、購入したばかりの新鮮な野菜をその場で焼いて味わうバーベキューエリアも設置されており、セットで提供されるズッキーニやパプリカ、とうもろこしなど、10種類以上の野菜を楽しむことができます。それぞれの食材が持つ本来の美味しさを引き出したいという思いが込められています。
イベント詳細とアクセス
「八ヶ岳マルシェ2025」の開催時間は午前10時から午後5時までで、入場は無料です。場所はメインストリート「ピーマン通り」で、中には地元生産者との交流もできるスペースがあります。宿泊者だけでなく、日帰りの訪問者も大歓迎。アクセスも良好で、JR小淵沢駅から車で約5分の距離に位置しています。また、リゾナーレ八ヶ岳は、イタリアの山岳都市をイメージしたリゾートホテル。自然の中で心身ともにリフレッシュできる場です。
SDGsへの貢献
さらに、リゾナーレ八ヶ岳での取り組みは、SDGsにも寄与する目標を掲げています。質の高い教育や持続可能な消費を促進し、地域とのつながりを大切にする姿勢は、多くの人々に影響を与えていくことでしょう。
「八ヶ岳マルシェ2025」を訪れ、規格外品や高原野菜の新たな魅力を発見し、地元の人々と交流することで、食の楽しさを再認識しましょう。この夏、八ヶ岳で心温まる体験をぜひ味わってみてください。