気候変動対策に! アクプランタの「スキーポン」が世界で注目!
アクプランタ株式会社は、植物の乾燥耐性を高めるバイオスティミュラント「スキーポン」を開発した、アグリバイオスタートアップ企業です。
「スキーポン」は、酢酸の作用で植物の乾燥や高温への耐性を高め、収量や品質の維持、節水に貢献する画期的な製品です。
ウガンダでの取り組みが農業新聞に掲載
アクプランタのウガンダでの取り組みが、農業協同組合新聞と化学工業日報に掲載されました。
JA東京むさしで開かれた勉強会も、農業協同組合新聞に掲載され、注目を集めています。
国際農業社の農村ニュース(7月2日付)には、「高温・乾燥耐性強化 アクプランタ」と題し、同社の取り組みが紹介されました。
バイオスティミュラントとは?
バイオスティミュラントは、「生物」(バイオ)と「stimulant」(刺激剤)を組み合わせた呼称で、従来の農業対策に次ぐ技術です。
農薬、肥料、土壌改良資材とは異なり、植物が本来持つ作用を刺激することで、気候や土壌からのストレスやダメージへの耐性を高めます。
世界14カ国で実証実験
気候変動や減農薬・減化学肥料の需要の高まりを背景に、「スキーポン」は、米国やウガンダなど14カ国で高温・乾燥対策の実証実験が行われています。
国内ではJAふじ伊豆(静岡県)、群馬、愛知、和歌山の各県農業試験場、全国各地の農家、農業グループ、企業などと連携し、実用化に向けた取り組みを進めています。
数々の受賞歴
アクプランタ株式会社は、第6回 アグリテックグランプリ最優秀賞、第1回JAアクセラレーター優秀賞、AgriFood SBIRピッチ2023ビジネス構想最優秀賞、日本経済新聞社主催「超DXサミット インパクトピッチ」日経賞など、数々の賞を受賞しています。
アクプランタ株式会社について
アクプランタ株式会社は、創業者・CEO代表取締役社長の金鍾明氏が、理化学研究所の研究員だった2017年に、学術誌「Nature Plants」に発表した研究成果を基に設立されました。
同社は、世界で深刻化する気候変動問題に対し、農業分野における革新的なソリューションを提供することで、持続可能な農業の実現を目指しています。