ワークサイドが新たに提供するオンボーディングプラットフォーム「Onn」

ワークサイド、革新的な従業員オンボーディングプラットフォーム「Onn」を導入

株式会社ワークサイドは、新しい従業員オンボーディングプラットフォーム「Onn」の提供を開始しました。これは、新しく入社するメンバーが迅速に組織に馴染み、活躍できるように周囲が手厚くサポートする取り組みの一環として開発されたクラウドサービスです。

「Onn」の仕組み

「Onn」は、入社者に関する情報を一元管理します。さらに、人事部と現場部門の連携を促進するアクティビティ機能を備えており、オンボーディングに関わる各部門間での情報格差を解消します。具体的には、入社者の状態や仕事に対する満足度をアンケート形式で数値化し、一人ひとりのコンディションを可視化します。この取り組みにより、入社者のサポート体制が強化され、社員の定着率向上が期待されます。

通常、新入社員のオンボーディングには複数の部門が関与しますが、これが原因でさまざまな課題が生じることがあります。特に、コロナ禍の影響でテレワークが増え、オンラインでのオンボーディングが不可欠となった今、入社者の状況を把握することがより一層難しくなってきました。

「Onn」は、組織内でのコミュニケーションを深化させ、新入社員一人ひとりに最適な体験を提供します。これにより、すべての社員が自身の能力を発揮できる環境の構築を目指します。

サービス開始の背景

ワークサイドは、2018年に「はたらく時間をより良いものに」という理念のもとに設立されました。この新サービスの開発にあたっては、100社以上の企業経営者や人事担当者からのヒアリングを行い、入社前後の期間におけるオンボーディングの重要性を明らかにしました。その結果、入社者の86%が入社後半年以内に長期勤務の決定を下すというデータを基に、初期の体験が極めて重要であることが確認されました。

さらに、副業やリモートワークの普及に伴い、企業内でのオンボーディングの必要性も高まっています。実際に、従業員のエンゲージメント向上が企業経営の観点からも重要視されているため、各企業での取り組みはますます多様化しています。

「Onn」の特徴

このプラットフォームには、以下のような特長があります：

1. オンボーディング特化型のアンケート：入社者の入社前後のコンディションをリアルタイムで把握します。
2. 一元管理のオンボーディングログ：面談やコミュニケーションに関するメモなど、分散しやすい情報を一元管理し、情報の見える化を実現します。
3. 人事と現場の連携機能：入社者に関する情報を全員でタイムリーに共有し、人事と現場間の分断を防ぎます。

企業としては非常に注目すべきサービスです。すでに株式会社ヤプリや株式会社プログリットなどが導入し、効果を実感し始めています。