大東建託グループ、業界最安水準の手数料で賃貸住宅向け決済サービス開始

大東建託グループ、賃貸住宅向け決済サービス「ハウスペイメント」設立

大東建託グループは、賃貸住宅における決済サービスの利便性向上を目指し、新たな決済サービスを提供する「ハウスペイメント株式会社」を設立しました。同社は、業界最安水準の手数料でクレジットカード決済を導入することで、入居者の利便性を高めるとともに、賃貸不動産業界におけるクレジットカード決済の普及を促進します。

大東建託グループは、88万戸もの賃貸住宅を管理運営する業界最大手。これまでクレジットカード決済をいち早く導入するなど、業界をリードしてきました。しかし、高額な決済手数料が障壁となり、銀行振り込みや口座引き落としが主流でした。そこで、グループのスケールメリットを活かし、業界最低水準の手数料を実現することで、クレジットカード決済の普及を加速させようとしています。

ハウスペイメントの特徴

ハウスペイメントは、業界最安水準の手数料に加え、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubといった主要なクレジットカードブランドに対応しています。サービス開始は2016年春を予定しており、入居時初期費用、毎月の家賃、退去費用だけでなく、電気・ガス・水道料金、不動産保険料などへの対応も順次拡大していく予定です。

ソフトバンク・ペイメント・サービスとの連携

安全で信頼性の高い決済システムを実現するため、ハウスペイメントは決済代行サービス最大手のソフトバンク・ペイメント・サービス（SBPS）と業務提携しました。SBPSは4万社以上の加盟店を持つ実績があり、Visa、Mastercardのメンバーシップライセンスも保有しています。SBPSは、ハウスペイメントの決済システムにおいて、アクワイアラー（クレジットカード加盟店契約会社）としての役割も担います。