省電力監視装置登場
2013-05-28 09:00:03
データセンター運用の革命!省電力ブレード型監視装置「NM-2100MX」の登場
データセンターの効率化を実現する「NM-2100MX」
技術の進化と共に、データセンターの運用監視業務はますます複雑化しています。そこで新たに登場したのが、省電力ブレード型ネットワーク監視装置「NM-2100MX」です。この製品は、最大1,024の監視対象を効率的に管理できるよう設計されています。
1. 分散型運用監視装置の構成
「NM-2100MX」は、監視ブレードと統合管理ブレードの2つの要素から成っています。監視ブレードは、最大8枚まで装着可能で、それぞれの監視要件に合わせた設定を行うことができます。これにより、データセンター運用の効率化が図られるのです。そして、統合管理ブレードが監視ブレードから送られる情報を一元管理し、Web画面で簡単に状況を把握できます。
2. 多彩な監視機能
本製品には、死活(ping)監視やSNMPトラップ監視、ポート監視を含む14種類の監視機能が搭載されています。これにより、利用者はニーズに合わせて柔軟に監視設定を行うことができます。特に、異常発生時には運用管理者へ迅速に通知を行う機能が備わっており、迅速な対応が可能です。
3. 簡単・迅速な設定
データセンターでは、数多くの監視設定を効率的に行う必要があります。「NM-2100MX」では、大量の設定を一括編集できるツールが用意されています。これにより、アップ/ダウンロードが容易に行え、設定の追加や編集もスムーズに行えます。特に、監視ブレードの設定が統合管理ブレードで集約されているため、ブレード交換後も自動的に既存の設定が反映されます。
4. 省電力設計と耐障害性
「NM-2100MX」は、すべてのブレードが省電力チップを搭載しており、最大消費電力は60Wに抑えられています。これにより、長期間にわたる使用に対しても最適な設計となっています。さらに、電源の二重化が標準で済んでおり、ホットスワップ機能によってハードウェアトラブル時にも迅速に対応できます。
5. ユーザーフレンドリーな通知システム
異常通知に関しても新しいアプローチが取られており、ネットワーク警告灯「しゃべる警子ちゃん」との連携が可能です。この機能により、運用管理要員に対して的確で迅速な情報提供ができます。
6. 価格と概要
「NM-2100MX」の基本構成にはエンクロージャ、電源モジュール2個、そして統合監視ブレード1個が含まれており、価格は500,000円(税別)からの設定です。利用環境に応じて監視ブレードの対象を選択可能で、柔軟な対応が実現されています。
株式会社アイエスエイは、1979年に設立された企業で、今まで多くのネットワーク製品を手掛けてきました。今回の「NM-2100MX」により、データセンターの運用監視に新たな選択肢が加わりました。この製品がもたらす効率化と省電力性は、今後のデータセンター運用に大きな影響を与えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アイエスエイ
- 住所
- 東京都新宿区新宿6-24-16 新宿6丁目ビル
- 電話番号
-
03-3208-1150