株式会社ガラパゴスが新ブランド「Galapagos AI」を始動
2025年12月24日、東京都千代田区に本社を構える株式会社ガラパゴスは、AI関連の事業を統合し新ブランド「Galapagos AI」を発表しました。このブランドは、企業の業務改革をサポートすることを目的とし、これまでのAI導入における課題を解決する新たなソリューションを提供します。
現場の業務改革を支援する「Galapagos AI」
最近、企業におけるAIの導入が進んでいますが、多くの場合、定着しないケースが目立ちます。「導入したが効果が感じられない」といった声が上がる中、Galapagos AIは、単なるAIツールの導入ではなく、現場の業務プロセスを根本から見直すことに着目しています。
ガラパゴスは、15年以上におよぶアプリケーション開発の経験を持ち、AI×デザインの分野で1,000社以上の企業を支援してきた実績があります。特に、自社でも約2年前から生成AIの導入を行い、実務におけるビッグデータの活用を実践してきました。その結果、1人あたりの売上高を200%向上させ、20,000時間以上の業務にかかる時間を短縮するという成功を収めています。このような実績を元にして、今度は外部企業へのAIトランスフォーメーション(AX)を支援することにフォーカスを移しました。
Galapagos AIの主なサービス
1. 業務特化のAIプロセス構築
「Galapagos AI」は、専門的な業務や複雑な判断を要する業務の自動化に強みを持っています。具体例として、広告表現チェックやクリエイティブ制作などの専門性の高い業務もAIによって自動化が可能です。これにより、企業は単なるツール導入にとどまらず、業務プロセスそのものをAIに適した形で再構築することができるのです。
2. 独自開発のAI基盤
ガラパゴスは、自社で開発した独自のAI基盤「Galapagos AI プラットフォーム」を持っており、一般的に必要とされるAI機能を実装しています。このプラットフォームは、ゼロからの開発に比べて圧倒的に低コストで迅速な導入を実現し、セキュリティやプライバシーにおいても上場基準に合わせた高い防護策を提供します。
3. 実績に基づくノウハウ
株式会社ガラパゴスは、実務における成功と1,000社以上の支援実績に基づくノウハウを持っています。どのようにしてAIを定着させていくのか、また、どの段階でつまずくことが多いのかを熟知しており、このような経験は机上の理論ではなく、実際の業務での成功を促進するために非常に重要です。
株式会社ガラパゴスの企業情報
株式会社ガラパゴスは、2009年に設立されたテクノロジー企業であり、「プロセスとテクノロジーで人をよりヒトらしく」というミッションのもと、業務特化型のAI開発支援や広告クリエイティブ制作、スマートフォンアプリの開発などを手掛けています。デジタルモノづくり産業革命の実現に向け、常に進化し続ける姿勢が魅力です。
相次ぐAI導入の波の中、「Galapagos AI」がどのように業務改善を実現するのか、今後の展開に注目です。