神戸開港150年の奇蹟「神戸ハウス北野」の誕生
神戸市中央区の北野町に新たな住宅「神戸ハウス北野」が登場しました。これは神戸開港150周年を祝う特別なプロジェクトで、歴史ある街並みを受け継ぎながらも、現代的な住環境を提供することを目的としています。地域の特色を生かしたこの住宅は、選び抜かれた12戸から成る低層集合邸宅です。
歴史と伝統の息吹を感じるエリア
「神戸ハウス北野」は、北野町山本通都市景観形成地域に位置し、伝統的建造物群保存地区に該当する特別な場所です。周囲には多くの異人館が残り、神戸の歴史と外国文化の影響が色濃く見られます。このプロジェクトの所在地は、特に古くから開発されてきた地域であり、最も古い異人館であるサッスーン邸の隣に位置します。
このように、歴史的な背景を持つ地域で新しい住まいが誕生することは、地元文化の継承や保護を意識した取り組みでもあります。そのため、神戸北野らしい住まいを創造する責任をこのプロジェクトは背負っているのです。
セキュリティと独立性を兼ね備えた邸宅
「神戸ハウス北野」の大きな魅力の一つは、高いセキュリティ性です。全12邸は門と塀で囲まれた安全なエリアに配置されており、住人以外の出入りを制限することで、安心して暮らせる環境が整っています。戸建て住宅と異なり、各住宅は独立した空間を提供し、上下階の音を気にする必要もなく快適に生活できるようになっています。
住環境と管理の行き届き
この住宅では、隣接している住宅との間にセミデタッチドハウスの方式を採用し、分散配置された独特の建物デザインが特徴です。それによって、隣接する屋根の形状や外観は特徴的で、北野町の歴史的景観を保ちながらも、住環境としての優位性を保ちます。また、住環境を美しく維持するため、共用部の植栽や清掃、街灯の整備などを地域で管理する体制が整えられています。これにより、住環境は常に美しく保たれ、資産価値を維持することが可能です。
物件の概要
「神戸ハウス北野」の物件概要は以下の通りです:
- - 名称: 神戸ハウス北野
- - 所在地: 神戸市中央区北野町2丁目25番4、他(地番)
- - 交通: JR神戸線「三ノ宮」駅徒歩12分、他
- - 地域: 第二種中高層住居専用地域、第三種高度地区、伝統的建造物群保存地区
- - 敷地面積: 2,030.03㎡
- - 総戸数: 12戸
- - 構造・規模: 木造軸組工法(2階建て)
- - 竣工予定: 平成29年1月下旬
このように、神戸市の北野町に誕生した「神戸ハウス北野」は、歴史と文化を尊重しつつも、現代的なライフスタイルを実現できる新しい住まいの形を提案しています。開港150年を機に、神戸の街にさらなる魅力を加える注目のプロジェクトです。