昔からの名品を現代風にアレンジ
干し柿は日本の伝統的なスイーツであり、時代を超えて多くの人々に親しまれています。特に、岐阜県美濃加茂市で作られる「堂上蜂屋柿」は、歴代の将軍にも愛されたことで有名です。この干し柿を使った新しいスイーツブランドが東京で初めてお目見えします。名付けて「美濃蜂屋」。このスイーツブランドは、2024年11月27日から12月3日まで大丸東京店での特別出店が決定しました。
干し柿の魅力
「堂上蜂屋柿」は、自然な甘さを持つ希少な干し柿で、その製法は伝統的な手作りにこだわります。美濃加茂の特産とも言えるこの商品は、甘さが特徴で、手に入れるのが難しいことから、幻の干し柿とも評されます。「蜂屋柿」は見た目やサイズが不揃いなため流通しないものも多く、食品ロスの問題にも直面しています。
この背景を踏まえ、「美濃蜂屋」は「蜂屋柿」の良さを広め、地元の農家を活性化することを目指して新たなスイーツブランドを立ち上げました。
スイーツのラインナップ
「美濃蜂屋」のスイーツにはいくつかの特別な商品が用意されています。まずは、干し柿を贅沢に使用した「蜂屋柿くりーむさんど」。こちらは、ホワイトチョコレートと干し柿の混ぜたクリームを、しっとりと焼き上げたクッキーでサンドしたお菓子です。サクサクとしたクッキーと、豊かな風味のクリームの組み合わせが絶妙です。
次に、バター風味豊かな「蜂屋柿ふぃなんしぇ」は、アーモンドパウダーの香ばしさが際立つ特製のフィナンシェです。ここにもトッピングとして干し柿が加わっており、見た目も味も贅沢感を堪能できるお菓子に仕上げています。
また、両商品の詰合せセットも用意されており、贈答用にも最適です。美濃蜂屋のスイーツは、その豊かな味わいで贈る相手を喜ばせること間違いありません。
オープン記念の特典
そして、東京初出店を記念して、オリジナルトートバッグセットも販売されます。このセットには、特製のスイーツが含まれており、税込3,000円で手に入れることが可能です。
会社の使命
美濃蜂屋を展開する若尾製菓株式会社は、1935年に設立され、地域のお菓子文化を育んできました。観光土産としても人気のこのスイーツブランドは、コロナ禍の影響も受け一直線に成長を進めてきました。特にオンラインストアの設立にあたっては、多くの人々に伝統的な味を届ける努力を惜しんでいません。
大丸東京店での「美濃蜂屋」のスイーツをぜひお楽しみください。日本の美味しい歴史と、現代の創造性が融合したスイーツの数々、あなたの舌を魅了すること間違いなしです。