AIセキュリティ強化
2026-04-24 12:31:12

チェック・ポイントとGoogle CloudがAIセキュリティを強化する統合を発表

チェック・ポイントとGoogle Cloudが新たに手を組む



世界的なサイバーセキュリティのリーダー、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(以下、チェック・ポイント)は、2026年4月22日に米国時間で、Google CloudのエンタープライズAIエージェントプラットフォーム「Gemini Enterprise」と自社の「AI Defense Plane」を統合することを発表しました。この統合により、企業が大規模にAIエージェントを導入する際に求められる包括的なセキュリティを提供することが可能になります。

AIエージェントの進化と新たなセキュリティの必要性



エンタープライズAIは、単なるチャットアシスタントから、自律的にタスクを処理できるエージェントへと進化しています。これには、データの照会、ツールの起動、ワークフローの実行などが含まれます。この変化に伴い、従来のセキュリティ対策だけでは不十分になっています。これまでは「誰がアクセス権を持つか」が重視されていましたが、現在は「AIにどの作業を許可するか」がセキュリティの焦点になっています。このため、企業はAIリスクが現実化し得る実行環境での適正なガードレールを設定する必要があるのです。

AIエージェント型セキュリティの3層アーキテクチャ



チェック・ポイントのAIセキュリティ部門VPであるデイビッド・ハーバーは、新たなエージェント型セキュリティシステムに必要な3つの層について説明しました。それは、「IDと接続を管理するコントロールプレーン」、「ポリシー適用を担うガバナンスレイヤー」、「振る舞いに基づく保護を実現するランタイムインテリジェンスレイヤー」です。Google Cloudはコントロールプレーンを提供し、チェック・ポイントは残りの2つのレイヤーを担当し、エージェントやツール、接続の許可を管理します。

これにより、アクセス権の有無にかかわらず、適切な結果が得られないリスクを低減することができます。また、この統合により、以下の3つの機能が実現されます。

1. エージェント環境の可視化



Google Cloud全体に設置されたすべてのエージェントについて、その構成要素やツール、サーバー接続に関する自動インベントリ作成が可能になります。これにより、企業はどのエージェントがどのように動作しているかを完全に把握することができます。

2. デプロイ前のセキュリティ制御



セキュリティチームがMCPサーバーやツールに対して許可リストや拒否リストを設定できるようになり、リスクのある構成を検知またはブロックするポリシーが適用可能です。これにより、エージェント環境全体のポリシーを一元的に管理することができます。

3. ランタイムでのガードレールの提供



リアルタイムかつコンテキストに基づいてエージェントの入力やツールの応答を保護し、機密データ漏えいを防ぎます。

2026年6月から提供開始



GoogleのセキュリティおよびIDパートナーシップ部門のディレクターであるヴィニート・バーン氏は、チェック・ポイントとのパートナーシップにより、Google Cloudが提供する新機能を活用して顧客のデジタルトランスフォーメーションを後押しすることを強調しています。この新たな統合機能は、2026年6月下旬から提供が開始される予定です。早期アクセスを希望する顧客は、チェック・ポイントの公式サイトで事前登録を受け付けています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

会社情報



チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、世界中で10万以上の組織に対して、サイバーセキュリティソリューションを提供している企業です。企業の安全なAIトランスフォーメーションを支援し、複雑な環境でもリスクを低減し、イノベーションを進めるためのあらゆる対策を講じています。チェック・ポイントの戦略的なセキュリティアーキテクチャは、マルチクラウド環境やデジタルワークスペースを簡素化し、一貫した保護と可視性を提供します。


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会社情報

会社名
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-2-8虎ノ門琴平タワー25F
電話番号
03-6205-8340

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