市原市で楽しむアート、籠田沙希の個展が月出工舎で開催中

市原市の月出工舎で籠田沙希の個展開催中

千葉県市原市では、地域活性化に向けたユニークな取り組みとして、廃校や空き家、空き店舗を利用したアートイベントが目立っています。その一環として旧月出小学校を再利用した『月出工舎』が注目を集めており、2025年のアートキャンプ第1弾として、アーティスト籠田沙希の個展「笑いの構造」を開催しています。

アートで感じる日常の中の笑い

この個展では、「常識」と「逸脱」の狭間に存在する笑いの力に迫ります。籠田は、映像、パフォーマンス、立体作品を用いて、笑いが社会や心理においてどのような役割を果たすのかを深く考察しています。彼女の作品を通して、観客は笑いの力とその限界を再考する機会を得ます。

個展の開催概要

- 会期: 8月2日（土）までの土曜日、日曜日、祝日各日 10時〜16時
- 会場: 月出工舎（旧月出小学校、千葉県市原市月出1045）
- 入場料: 無料

このイベントは、地域の美術や文化を体験する良い機会です。アーティスト籠田沙希自身も、このプロジェクトに対して熱い思いを寄せており、その作品からは彼女なりの視点が強く表れています。

籠田沙希について

籠田沙希は、兵庫県神戸市出身で、東京藝術大学院美術研究科の絵画専攻壁画第二研究室に在籍しています。彼女は、さまざまな賞を受賞し、近年のアートシーンでその名を広めています。2024年には、武蔵野美術大学卒業制作優秀賞やO氏記念賞を受賞し、ますます注目の若手アーティストとなっています。

今後の展覧会情報

籠田は、今後も個展やグループ展を予定しており、2025年4月には東京での個展「ズッコケ人工島」が控えています。また、2024年6月には、「ええ匂いなんかい」という二人展を予定しています。これらの展覧会も見逃せないイベントとなるでしょう。

アートとカフェのコラボ

個展の開催中、月出工舎に併設された「cafe – TSUKIDEYA」も営業しています。アートを楽しんだ後に、おいしいコーヒーやスイーツを楽しむことができるのも、訪れる楽しみの一つです。運営情報や営業時間については月出工舎の公式インスタグラムで更新されていますので、チェックしてみてください。

このように、千葉県市原市の月出工舎ではアートと地域の魅力が融合したユニークな体験が待っています。ぜひ、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。