2024年12月8日、岩手県の山田町で行われる「山田のカキと産直まつり」内で、小学生たちがコラボレーションした「帆立カレードリア」の販売会が開催されます。この取り組みは、次世代に豊かな海を引き継ぐための「海と日本プロジェクト」の一環として行われ、参加する子どもたちが海の重要性やホタテ貝について学び、その成果を商品化したものです。
「帆立カレードリア」は、岩手県山田町の水産加工品会社である有限会社木村商店との協力によって生まれました。木村商店は、添加物を使用せず、地元の新鮮な食材にこだわった商品を手掛けており、その高い評価から数々の受賞歴も持っています。今回のコラボレーションにより、地元の子どもたちが自ら描いたイラストが使用される特別パッケージが完成し、販売促進を通じて地域の海についての理解を深める狙いがあります。
岩手県は日本有数のホタテ漁獲量を誇る地域ですが、近年では海水温の上昇が影響し、漁獲量の減少が懸念されています。「帆立カレードリア」の販売は、この状況を踏まえた子どもたちの学びを形にしたものとして、多くの人々に海の重要性を伝える場となるでしょう。
販売会では、2024年12月8日(日)の午前9時30分から午後2時までの間、山田魚市場周辺で子どもたちが自ら立ち、商品を販売します。この機会を通じて、参加者は海の魅力を直接感じることができ、また、子どもたちの熱意を体感することで、地域の海への興味も高まることでしょう。
以下は販売会の具体的な概要です。
- - イベント名:帆立カレードリアの販売会
- - 開催日時:2024年12月8日(日)午前9時30分 ~ 午後2時
- - 開催場所:山田のカキと産直まつり会場内
(〒028-1343 岩手県下閉伊郡山田町境田町1)
- - アクセス:三陸沿岸道路「山田IC」から車で約4分、三陸鉄道リアス線「陸中山田駅」から徒歩で約12分
- - プログラム:小学生が帆立カレードリアを販売
また、参加団体である一般社団法人海と日本プロジェクトin岩手の活動も重要です。この団体は、県民と海とのつながりを強化するために、次世代のリーダーを育成し、海への関心を高める活動を行っています。彼らのウェブサイト(
こちら)では、さらなる情報が掲載されています。
環境問題や地域の海の現状を知ることで、私たち一人ひとりが未来へ向けてアクションを起こす重要性が増しています。ぜひ、販売会に足を運び、子どもたちの思いとともに岩手の海の恵みを味わってみてください。