次世代ロボットシステム
2020-06-01 10:05:38

倉庫運営を革新する次世代ロボットシステム「Hive」の魅力とは

倉庫運営を革新する次世代ロボットシステム「Hive」



物流業務の自動化が求められる中、倉庫運営に新たな風を吹き込む「Hive」が今、注目を集めています。このシステムは、既存の設備やシステムと簡単に連携し、大規模なリニューアルなしで導入することができるのが大きな特徴です。特に、WCS(倉庫制御システム)やWMS(倉庫管理システム)との互換性が高く、運用方法の変更も最小限に抑えられるため、現場の負担を大幅に軽減します。

Hiveは、その汎用性の高さから、どんな倉庫環境にも柔軟に対応が可能です。メンテナンスの煩わしさや設備の有効活用に困ることもなく、コストを抑えたスムーズな導入が実現できます。しっかりとした研究開発の賜物でもあるこのシステムは、倉庫運営を効率的かつ効果的にサポートします。

3次元動作を実現するシャトル型システムの特徴



Hiveの革新性は、その動作方式にも現れています。従来の前後・左右だけでなく、上下の動きも加えた3次元の動きにより、高い収納効率を実現しました。これにより、倉庫の上部空間を最大限に活用することが可能となり、従来型の平置き倉庫と比べて収納効率が約2倍に向上します。この新しいアプローチにより、限られたスペースを有効に使うことができ、物流業務のコスト削減に貢献しています。

フレキシブルなカスタマイズとレイアウト



さらに、Hiveは柔軟なモジュール構成により、特定のニーズに応じた自由なカスタマイズが可能です。シャトル、コンベヤ、ラック、リフター、ボックスの5つのモジュールからなるこのシステムは、既存の設備をそのまま活用しながら効率的な運用ができます。

また、レイアウトも自由に選択可能で、これまでデッドスペースになっていた場所も有効活用できます。たとえば、柱の周りや張り出し部分を使った効果的な配置を実現し、無駄のないスペース管理が可能です。

拡張性とメンテナンス性の向上



導入後も、取扱品数や物量が増加した場合、拡張が容易である点もHiveの魅力です。シャトルやラックを増設することで、小規模な工事においても利用が可能で、設備の稼働への影響を最小限に抑えられます。万が一、シャトルの故障が発生しても、他のシャトルは併行して稼働するため、業務のストップを防ぎ、トラブルリスクを回避することができます。

自動化の取り組みで生まれる新たな可能性



実際に、株式会社AMSが運営する「PRAMS FULFILLMENT」では、物流業務の自動化と効率化を目指し、Hiveを段階的に導入。これにより、保管効率が大幅に向上し、人手不足に対する悩みも解消されています。

「Hive」の導入は、運用方法を変えることなく低コストでスピーディーに実施できるため、今後も多くの企業での採用が進むことでしょう。物流業務の新たな時代を開くこのシステムに、ますます期待が高まります。

お問い合わせ



株式会社APTは、「Hive」に関する詳細情報を提供しています。お電話またはメールでのお問い合わせも可能です。流通業界の効率化に貢献するこの革新的なシステムに、ぜひご注目ください。

会社情報

会社名
株式会社APT
住所
千葉県千葉市美浜区中瀬1-3幕張テクノガーデンB棟22階
電話番号
043-350-0581

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