フジクラの革新技術、光ファイバケーブルの最優秀賞受賞
株式会社フジクラの新たな成果が、通信業界で注目を集めています。同社の超多心光ファイバケーブル「13824心SWR®/WTC®」が、日本経済新聞社主催の「2025年日経優秀製品・サービス賞」において、見事に最優秀賞を受賞しました。フジクラがこの賞を受賞するのは、今回が初めての快挙となります。
「13824心SWR®/WTC®」とは?
この製品は、ハイパースケールデータセンター向けに設計されています。その特長は、既存の技術を超えた性能を持つ点にあります。具体的には、多心一括融着が可能な12心間欠固定型光ファイバリボン、通称SWR®を使用し、フジクラ独自の細径高密度光ファイバケーブルであるWTC®と組み合わせたノンメタリック仕様のケーブルです。これにより、地下に布設する際の埋設管路の数量や内径の制限を克服し、より効率的なデータセンターの構築が可能になります。
従来のWTC®では最大で6912心のSWR®が実装されていましたが、今回の「13824心SWR®/WTC®」は外径を40㎜以下に抑えつつ、心数を2倍に増加させることに成功しています。この革新が高く評価され、最優秀賞獲得に結びつきました。
日経優秀製品・サービス賞について
「日経優秀製品・サービス賞」は、毎年日本経済新聞社が主催し、新たな価値を提供する製品やサービスを表彰するものです。今年で44回目を迎えるこの賞は、審査委員会が6つの評価項目に基づいて製品やサービスを総合的に判断し、各賞を決定します。2025年度の受賞作品は、最優秀賞を含む36点が選ばれ、その中でフジクラの技術が際立っていたことが伺えます。
詳細はこちらから確認できます。
現在の市場動向とフジクラの役割
クラウドサービスや生成AIの急速な普及によって、通信トラフィックは飛躍的に増加しています。この変化に対応するためには、高度な通信ネットワークの構築が不可欠です。その中で、フジクラは既存のインフラを効率的に活用できる細径高密度のSWR®/WTC®を供給することで、未来の情報社会に貢献し続ける必要があります。
同社は今後も高品質かつ革新的な技術を展開し、更なる情報化社会の実現を目指します。フジクラの技術が、今後の通信インフラの進化をどう牽引していくのか、業界の関心が高まっています。
まとめ
「13824心SWR®/WTC®」の受賞は、フジクラの技術力を証明するものです。通信業界におけるこの革新技術がもたらす未来に期待が高まります。これからの展開にも注目したいところです。