廃棄花を再生する新たなフラワーギフト
株式会社ローランズ(東京都渋谷区)は、障害や難病に向き合うスタッフたちと共に新たなフラワーギフトを開発しました。この商品は、「ロスフラワー®」と呼ばれる、結婚式やイベントで使われて短期間で廃棄される花を使用したドライフラワーアレンジメントです。販売開始日は2025年4月1日を予定しています。
ロスフラワー®の再生
「ロスフラワー®」とは、まだ美しいのに規格外として市場で流通できなかったり、短期間で役目を終えてしまう花のことです。このプロジェクトは「みんな みんな みんな 咲け」というスローガンのもと、障害や難病に向き合うスタッフが製造に参加しています。フローラノーティス ジルスチュアートとのコラボにより、これらの花に新たな命を吹き込むことが目指されています。
デザインと製造背景
商品は、株式会社RINのデザイン監修の下、より魅力的にロスフラワー®を提供するために開発されました。製造プロセスは細分化され、障害や難病を抱えるスタッフが製造に関与できるよう工夫されています。これにより、より多くの人が花を通じて豊かな生活を送ることができる環境を整えています。さらに、商品を展示するスペースをローランズ原宿店に新設し、直接商品の魅力を感じることができるようになります。
商品ラインナップ
新しい商品ラインナップには、以下のアイテムがあります。
Mサイズ:3,960円(税込)
Lサイズ:6,600円(税込)
価格:3,960円(税込)
価格:1,320円(税込)
価格:3,960円(税込)
価格:5,500円(税込)
他にも、多彩なカラーバリエーションや季節限定商品が揃っています。
展開店舗
この商品は、Flora Notis JILL STUARTの札幌ステラプレイス店とルミネエスト新宿店、そしてローランズ原宿店で取り扱われます。それぞれの店舗の詳細は公式サイトで確認できます。
ローランズの理念
ローランズの代表・福寿満希は、障害や難病を抱えた方々が一緒に働ける場を提供することの重要性を強調しています。「どんな花も、どんな人も、どこかに咲ける場所がある。方法がある」との考えが、企業の根底にあるといいます。また、廃棄されてしまう花々が再び人々の心を温めることを願っており、その実現のために尽力しています。
この取り組みは、ただのフラワーギフトの販売に留まらず、障害を理由に働けない方々に新たな機会を与えることを目指しています。リサイクルされた花と共に、彼らの人生も豊かに咲かせることができるのです。
今後もローランズは、全国のライフスタイルショップや百貨店との提携を進め、新たな雇用創出とロスフラワー®商品の拡充を目指して活動を続けていく予定です。
お問い合わせ
この取り組みに賛同いただける企業様は、ぜひローランズの公式サイトからお問い合わせください。皆様の温かいご支援をお待ちしています。