新しいマーケティングプロジェクト
2020-07-03 13:01:28
消費者行動の変化に応える新しいマーケティングR&Dプロジェクト始動
消費者行動に基づくマーケティングR&Dプロジェクトの展開
企業が抱えるマーケティングの課題が日々増している中、消費者の行動様式が変化するにつれ、従来の分析手法ではその傾向を擦り合わせることが難しくなっています。特に、消費者ニーズと商品やサービスの適合性を理解することや、新たなニーズを見出すことはマーケティング活動にとって大きな課題です。
こうした状況を改善すべく、3社が連携し新たなマーケティングR&Dプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、科学的な根拠に基づいたデータ分析を行い、個々の消費者の行動情報を結びつけていくことを目指しています。具体的には、Googleアナリティクスなどの様々なデータを駆使し、商品に関する説明書やレビュー、SNSや動画プラットフォームでの企業と消費者のやり取りを統合的に分析していきます。
大きな特徴として、本プロジェクトが掲げているのは「集めないビッグデータ」の活用です。この発想は、従来のデータ収集の枠を超え、消費者から得られる自然なリアクションや意見を活かし、新たなマーケティング戦略を実践可能にするものです。特に、未踏医科学研究財団の理事である寺野隆雄氏がアドバイザーに就任したことは、このプロジェクトの科学的信頼性を一層高めています。
寺野氏は、自身の豊富な研究経験を基に「これまでの仕組みに囚われず、新たなビジネスを構築しましょう」と語っています。このコメントには、プロジェクトチーム全体の意気込みが込められており、参加者は新しい発見に向かって着実に動き出しています。
寺野隆雄氏のプロフィール
寺野氏は東京工業大学の教授として知られ、機械学習や知識システム開発など広範囲にわたる研究を行ってきました。彼はまた、人工知能学会や情報処理学会、電気学会など複数の学会にも所属し、学界でも高い評価を受けています。彼の過去のキャリアは、電力中央研究所の勤務を経て筑波大学にて教授職を歴任し、2018年には東京工業大学名誉教授としてその実績を極めるに至ります。
新たなマーケティング手法の可能性
このマーケティングR&Dプロジェクトでは、ただ消費者データを把握するだけでなく、仮説を検証していくことが重視されています。例えば、商品の特性や市場での取り扱いを踏まえた上で消費者反応を追い続け、次のステップへとつなげる流れを創出していくことが求められています。統計的な解析に加え、実際の消費者との接点に注目することで、消費者が本当に求めるものが見えてくるでしょう。
その実現に向け、寺野氏をはじめとする研究者や企業関係者が協力し合うことで、マーケティングの新たな波を生み出すであろうこのプロジェクト。これからの展開が非常に楽しみです。これまでの常識を覆す「実践的なビジネス」を展開することに、多くの期待が寄せられています。
このように、消費者行動分析の新たなアプローチは、企業のマーケティング戦略に大きな変化をもたらすでしょう。成功のカギは、消費者とのリアルな対話にあります。次世代のマーケティングの形が、ここから始まるのです。
会社情報
- 会社名
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PROJECT GROUP株式会社
- 住所
- 東京都千代田区外神田4-7-5石川興産ビル 7,8,9F
- 電話番号
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03-6206-9608