詳細な内容
一般財団法人 日本患者支援財団は、東京都千代田区に本拠地を置く非営利団体です。2024年9月の設立以来、患者さんとその家族が抱えるさまざまな課題の解決を支援し、質の高い医療環境の構築を目指しています。この度、当財団が運営する「かんしん広場」において、患者さんやそのご家族が直面する移行期医療の情報を提供する新たなコーナーを設けました。
移行期医療の必要性
近年、医療の進歩により、小児期に疾患を抱える子どもたちが成人期を迎えるケースが増えています。しかし、小児科から成人診療科への移行には多くの課題があります。厚生労働省の調査では、35.6%の患者さんが「成人期医療機関への移行の準備方法が分からない」と回答しており、次いで「小児科と成人科の連携が取れていない」という意見が33.8%に上ります。こうした現状を踏まえ、新設した情報コーナーは、移行期における不安や課題を解決する一助となることを目的としています。
情報コーナーの特徴
この情報コーナーは、次のような特徴を持っています:
1.
移行準備の段階的な理解
小児期から成人期への移行を意識しやすくするため、情報は12~14歳頃から得られるよう整理されています。医療従事者の協力を得て、患者や家族が健康情報を理解しやすくなるように多角的に情報を発信します。
2.
医療と福祉をつなぐ情報ハブ
移行期に関する制度や支援、体験談をまとめることで、自治体職員や相談支援専門員が必要な情報にアクセスしやすくなります。これにより、分断されがちな情報の流れを一元化し、必要な支援を得やすくします。
3.
実践知の共有
患者や家族の体験を通じて、移行期に直面する実際の問題を可視化し、医療従事者がその解決策を考えるきっかけを提供します。これにより、診療や支援の質を向上させることを目指します。
現在のコンテンツおよび今後の展開
現在は、国立成育医療研究センターの総合診療部長である窪田満先生と、同センターの看護師である紙屋千絵様による執筆記事が公開されています。今後は、以下のコンテンツを追加する予定です:
- - 医療ソーシャルワーカーによる記事
- - 小児科医の追加記事
- - コラム
- - 患者・家族の体験談
- - 移行期医療に関する情報整理コンテンツ
これらの取り組みを通じて、移行期医療に対する理解を深め、支援の充実に努めてまいります。私たち一般財団法人 日本患者支援財団は、患者さんを中心とした医療社会の実現に向けて、今後も取り組みを強化していきます。
お問い合わせ
本調査内容を引用・掲載される際は「(財)日本患者支援財団」を明記いただき、事前にお知らせいただけると幸いです。お問い合わせは
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