新収穫プラン
2025-07-01 12:32:41

エゾウィンが新たに『レポサク』による小麦収穫プランを発表

エゾウィンが農業をサポートする新プラン『レポサク』



北海道標津町に本社を置くエゾウィン株式会社が、農業デジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として、小麦収穫の負担を軽減する新サポートプラン「レポサク」を発表しました。この新プランは、衛星画像を利用したNDVIによる収穫計画の最適化や、リアルタイム進捗確認、高精度GPSによるデータ蓄積など、多彩な機能を網羅しています。農業従事者の作業負担を軽減し、持続可能な収穫体制の確立を目指しています。

日本の小麦生産が抱える課題


日本における小麦生産は、品質保持と労働力確保の2つの大きな課題に直面しています。特に収穫適期は非常に短いため、そのタイミングを逃すと品質が低下しかねません。加えて、農業従事者の高齢化や担い手不足が問題となっており、技術や知識の継承が難しくなっています。このような背景から、エゾウィンは新たなプランの開発に踏み切りました。

新プランの特長


1. 計画支援機能


新プランでは、生育ムラを把握するために衛星画像を解析し、視覚化することで計画を最適化。その結果、どの圃場から優先的に収穫を行うべきかが明確になります。

2. 実行支援


また、プランはリアルタイムで進捗を共有可能です。全車両の現在位置と作業進捗を各自のPCやタブレットで簡単に確認でき、連絡の手間が省かれます。さらに、チームごとの管理が可能で、特に大規模な収穫現場でも円滑な運営が実現します。

3. データ蓄積


高精度GPSロガーが作業を自動的に記録し、熟練者の技術を数字として残します。誤差12cmの精度で位置情報を把握し、データは今後の作業改善や次世代への技術継承に利用されます。

農業の未来を見据えた取り組み


エゾウィンは「現場の人がカンタンに使える」をモットーに、今後もさらなる機能追加を行い、他作物への展開を進めていく意向を示しています。農業が抱える課題についての相談も受け付けており、具体的な活用方法についての提案が期待されます。

エゾウィンの背景


2019年に設立されたエゾウィン株式会社は、北海道標津町の広大な酪農地帯を利用して、完全自動化農場の実現を目指しています。同社は、近年賞を多数受賞しており、今後も農業DXの推進に注力し、日本の食を支える姿勢を貫くことでしょう。エゾウィンの公式ウェブサイトでは、詳細な情報や商品一覧を確認できます。

エゾウィン株式会社の挑戦は、現代の農業が抱える困難を克服し、持続可能な未来を築くための重要な一歩と言えるでしょう。


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会社情報

会社名
エゾウィン株式会社
住所
北海道標津郡標津町字川北63-7
電話番号
0153-85-2800

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