神戸市が推進する生物多様性保全とブルーカーボンへの取り組み
2024年8月23日、JPI(日本計画研究所)が主催するセミナーが東京で開催されます。このセミナーでは、神戸市環境局の部長である岡田篤氏が、生物多様性保全とブルーカーボンに関する取り組みについて詳しく解説します。神戸市は「海と山が育むグローバル貢献都市」を自負しており、このテーマに基づいて自然環境との共生を目指しています。
バリエーション豊かな取り組み
神戸市では、様々な施策が展開されています。中でも注目すべきは、「KOBE里山SDGs戦略」です。この戦略は、里山の生物多様性保全を目的としており、外来生物の管理や希少種の保全が含まれています。また、ブルーカーボンという新たな概念に基づき、海の生態系を守るための取り組みも行われています。これらの施策は、生物多様性の保全だけでなく、地域の持続可能な発展にも寄与しています。
国際的な視野
講演では、国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で採択された30by30目標や、OECM(Other Effective Area-Based Conservation Measures)、TNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)など、国際的な動向についても触れられます。生物多様性が地域社会に与える影響やその重要性を理解するための貴重な機会です。
モデル事業の実施
具体的な取り組みとしては、自然共生サイトでの里山モデル事業や、淡水域・海域でのブルーカーボン活動が展開されています。特にアオサを活用したプロジェクトは、地域住民との協働による取り組みとして注目されています。これらの施策は、地域経済の活性化にも寄与し、BusinessとNPOの連携を図る大きな一歩となります。
セミナー参加のメリット
セミナーは会場参加とアーカイブ配信が選べるため、多忙な方でも参加しやすい設定になっています。受講料は33,620円(税込)であり、同社からの特典として1名の同行が無料です。この機会に、普段接点の少ない講師や他の参加者と名刺交換や交流を通じて人脈を広げるチャンスです。
質疑応答や交流活動
セミナー終了後には、講師への質疑応答や名刺交換の時間も設けられます。新たなビジネスチャンスの創出や情報交換を通じて、参加者同士のネットワークの構築が期待できます。また、セミナーはアーカイブ配信も予定されているため、参加できなかった方も後から内容を視聴することができます。
このセミナーを通じて、神戸市の生物多様性保全に対する姿勢やブルーカーボンの重要性を深く理解し、より良い未来のための具体的な行動を考える良い機会となるでしょう。興味のある方は、ぜひ詳細をチェックしてみてください。