1967年に誕生したリサ・ラーソンの「Birds 1967」は、愛と自由の象徴ともいえる木工作品です。スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンがこの作品を手掛けた当時、世界は新しい時代の幕開けを迎えつつありました。反戦の声やヒッピームーブメントが広がり、文化やアートが社会に与える影響について、特に若者たちの間で期待が高まっていました。
リサは長年この作品を世に出すことを夢見ており、最近、Design House Stockholmによってついに復刻が実現しました。これにより、50年以上の間人々の心に秘められてきた彼女のパッションが、ついに形を持つことになりました。
「Birds 1967」は、全て木製で6種類の異なるデザインが用意されています。太陽の光を浴びて輝くような鮮やかな色合いは、当時のメキシコの民芸作品や「フラワーパワー」からのインスピレーションを受けたものです。これらは、1960年代末のハッピーでポジティブな空気感が感じられる作品群であり、見る者の心にも温かな感情を呼び起こします。
各バードのサイズは約H16.1㎝、W15.7㎝と使いやすい大きさで、自宅のインテリアやギフトにも最適です。また、価格は19,800円(税込)で、オンラインショップなどで手軽に購入することができます。
リサ・ラーソンのアートには、彼女自身のストーリーが深く刻まれています。1967年、彼女はアメリカ西海岸に半年ほど住んでおり、その時代の新しい潮流の中で感化されていました。Golda MeirやMartin Luther King Jr.のような指導者たちが活動するこの時期に、音楽やアートがどのように人々を繋げ、変えていくかを見つめていました。これらの経験が「Birds 1967」にも色濃く影響を与えています。
リサ・ラーソンの作品は、その魅力に加えて、彼女が生きた時代背景を反映したものであるという点で特別です。彼女は1965年にデザインを始めた「リサ・ラーソン」ブランドの確立とともに、日本とスウェーデンでのコラボレーションを通じて多くの人々に愛されてきました。特に2000年代から株式会社トンカチとの関係を深めたことで、日本国内での人気が急上昇し、2022年にはスウェーデン政府から勲章を授与されるなど、その功績が認められました。
「Birds 1967」は、ただのインテリアアイテムではなく、リサ・ラーソン自身の想いを感じさせるアートとして、さらにはそれを手にする人々に愛と自由をもたらす象徴でもあります。この機会に彼女の世界を感じてみませんか?あなたの手に、50年の時を経た鳥たちを迎え入れることができるのです。
この作品に興味がある方は、株式会社トンカチ直営の「トンカチ2号館」やオンラインショップ「トンカチストア」でその魅力をご覧ください。その特集ページでも、リサ・ラーソンの作品の歴史や魅力を詳しく知ることができます。時代を超えたアートがもたらす感動を、あなた自身で体験してみてはいかがでしょうか?