水上太陽光発電所の取得
2024-12-05 11:38:43

水上太陽光発電所の共同取得で進化する再エネルギーの未来を開く

水上太陽光発電の未来には何がある?



この度、三井住友ファイナンス&リース株式会社(SMFL)傘下のSMFLみらいパートナーズ株式会社自然電力株式会社が、フランスのシエルテールグループが所有する水上太陽光発電所を運営する水田湖一株式会社を共同で取得したことが発表されました。

18.6MWの水上太陽光発電所



取得するのは、稼働済みの水上太陽光発電所12箇所で、総発電容量は18,614kW、年間発電量は約2,184万kWhに達します。これは、一般家庭約5,200世帯分の年間電力消費量に相当します。特に、これらの発電施設は農業用のため池に設置されているため、農業と再生可能エネルギーの融合を象徴する取組とも言えます。

日本国内では、太陽光発電の新たな適地として、全国に約15万箇所存在するため池が有望視されています。その結果、水上太陽光発電設備の導入ポテンシャルは約39GWに達するとされています。今後、さらなる普及が見込まれる中で、SMFLみらいパートナーズと自然電力は、同共同取組を通じて得た知見を基に水上太陽光発電事業を拡大し、脱炭素社会の実現を目指していく方針です。

地域拡大と脱炭素の取り組み



SMFLみらいパートナーズは2024年9月末時点で864MWの太陽光発電所を所有しており、自然電力も国内外での再エネルギー開発を行っています。この両社が共同で水上太陽光発電所を取得することは、再生可能エネルギー分野に新たな風を吹き込む可能性があります。

また、SMFLグループは太陽光や風力、バイオマス、水力など多様な再生可能エネルギー発電事業を展開し、CO2フリー電力の供給や省エネルギー支援サービスも提供しています。一方、自然電力は再生可能エネルギー施設の設置や運営に加え、環境価値の創出や電力の長期供給サービスを行い、エネルギー管理システムの開発にも力を入れています。

未来の社会を見据えて



「青い地球を未来につなぐ」をパーパスに掲げる自然電力。今後の共同取得により、両社はさらなる再生可能エネルギーの発展に貢献することが期待されています。持続可能な社会を築くための一歩として、この取組は大きな意味を持つのではないでしょうか。

このような動きが進展することで、日本の再生可能エネルギーの導入が一層加速し、将来のエネルギー環境に新たな可能性を切り開くことになるでしょう。


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会社情報

会社名
三井住友ファイナンス&リース株式会社
住所
東京千代田区丸の内一丁目3番2号
電話番号

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