キュアコード株式会社、8年連続で健康経営優良法人2025に認定
富山県に本社を置くキュアコード株式会社が、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する健康経営優良法人認定制度において「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)」に選出されました。これは同社が医療・ヘルスケア分野でのアプリやWebシステムを開発するIT企業として、8年連続の快挙となります。
キュアコードの理念
キュアコードの根幹にあるのは、「ICTを用いて健康を維持し、病気を治す」という目的です。具体的には、富山県が健康寿命日本一を目指す中で開発された歩数計アプリ『元気とやまかがやきウォーク』や、三重大学と共同開発した心不全患者向けのPHRサービス『ハートサイン』など、さまざまな医療・介護・健康支援アプリを通じ、従業員自身もこれらを活用しながら個人の健康を管理しています。
健康な職場づくりへの取り組み
キュアコードは、従業員が健康であることが、組織全体の生産性や成長に大きく影響すると考えています。従って、以下のような独自の取り組みを進めています。
新たな取り組み
- - 1時間単位の有給取得: 従業員や家族の急な体調変化や通院、学校行事に対応できるよう、有給取得を1時間単位で可能にしています。
- - ストレスチェックの実施: 自主的にストレスチェックを行い、業務効率の向上と生活の質を高める試みをしています。
- - 食生活改善: 毎月体重測定を行い、個々のBMIに基づく食生活の目標を設定し、改善に努めています。
8年間継続中の取り組み
- - ウェアラブル端末の活用: 従業員が使用したいウェアラブル端末の購入や貸し出しを行い、健康維持への意識を高めています。
- - スニーカー通勤の推奨: スニーカーやウォーキングシューズでの通勤を推奨する「Walk Biz補助制度」を導入し、通勤時の健康づくりを支援しています。
- - 富山県SDGs宣言: 健康寿命を延ばし、持続可能な社会の実現を目指して、県内のSDGsへの取り組みに参加しています。
今後の展望
今後も、キュアコードはPHR(Personal Health Record)のプラットフォーム「PHRONTIER®」を開発し、全国各地の自治体へ導入する計画です。このシステムは、個別の健康データを活用した研究や診療に役立てるため、国や自治体の医療費負担の軽減につながります。
社会全体の健康を支えるため、医療・ヘルスケア分野でのデジタルトランスフォーメーションを推進し、従業員、顧客、地域が共に心身ともに健康でいられるサービスの創出を目指していきます。
キュアコードについて
キュアコード株式会社は2011年に設立され、ITベンチャー企業として医療や介護、健康など、ヘルステック分野を中心に活動しています。自治体や研究機関と連携し、さまざまなサービスを提供することで、健康寿命の延伸に寄与しています。