2025年度グッドデザイン賞受賞！森のアトリエで自分を再発見する旅

新たな自己を見つける場『森と、ピアノと、』

長野県富士見町の美しい森の中に位置するアート空間『森と、ピアノと、』は、現代の情報過多な社会から解放されるための貴重な場です。この施設は、1日にわずか一人に限られたプライベートな体験を提供し、自らの創造性と向き合う貴重な時間を過ごすことができます。

グッドデザイン賞の栄誉

そんな特別な空間が、この度2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。この賞は、5,000件を超える応募の中から特に優れたデザインを評価するもので、特に「創造的な内省を促す体験のデザイン」が高く評価されました。さらに、審査員の建築家・西村浩氏がこのプロジェクトを「私の選んだ一品」として特別に選出したことも、作品が持つ独自の魅力を改めて流行らせる要因となっています。

この施設では、訪れた人が自らの感覚と向き合う時間を持つことができるため、心のまんなかにある純粋な感情や思考を再確認することができます。日常生活の役割から少し離れ、自己を表現する手段を見つけることが、言葉や音楽、アートを通じて可能になります。

企画展での展示

『森と、ピアノと、』は、2025年10月15日から10月27日まで、GOOD DESIGN Marunouchiにて開催される企画展『私の選んだ一品 2025』で展示されます。この展示には、審査員が選んだお気に入りが一堂に会し、訪れる人々に新しいインスピレーションを与えることでしょう。

トークイベント「非スケール思考」の魅力

また、公式トークイベントシリーズの第一弾として、10月18日に『森と、ピアノと、』が主役として登場します。このイベントでは、AI時代における「非効率」や「属人的」なアプローチの価値について探ることができ、創造性について深く考える機会が提供されます。

具体的な体験内容の紹介

『森と、ピアノと、』では、訪れる人が音や色を通じて自由に自己表現をすることができます。音の間で、森の音に耳を傾けながら自由に音を奏でる部屋や、色の間でキャンバスに思いのままに絵を描くことができる場所が用意されています。このような環境で、来訪者は自分自身に対する新たな理解や発見を促進します。

プロジェクトチームの思い

この施設は、株式会社とわいろの代表である廣瀬明香氏が創案し、株式会社Kotobitoがプロデュースを手掛けています。二人はそれぞれの背景を持ち寄り、人々が心豊かに生きるための新たな価値を創造しています。特に廣瀬氏は、医療従事者としての経験を通じて得た思いを大切にし、「より豊かに生きることへの関心」をテーマにプロジェクトを進めています。