珠洲市食料支援
2024-10-07 15:19:01

セカンドハーベスト・ジャパン、珠洲市で食料応援パッケージの無料提供を開始

セカンドハーベスト・ジャパンの新たな試み



2024年1月に発生した石川県能登半島地震以降、セカンドハーベスト・ジャパン(以下、2HJ)は被災地に向けた支援活動を継続しています。そして、2024年10月に新たに「食料応援パッケージ」の提供を開始すると発表しました。この取り組みは、特に厳しい避難生活を余儀なくされている珠洲市の住民を支援することを目的としています。

食料応援パッケージとは?



珠洲市では、家屋が倒壊し、断水が続く状態で生活している人々が多く、スーパーマーケットなどの閉鎖により食品の調達が非常に困難です。これを受けて、2HJは仮設住宅や借上げ住宅に住む人々、在宅避難を続けている世帯へ向けて、約10㎏の食料を詰め込んだ応援パッケージを提供します。

このパッケージには、乾麺やカップ麺、レトルト食品、缶詰、調味料、お菓子、飲料など、家庭で需要が高い食品が含まれます。具体的には、主食としての乾麺やパックご飯、副菜用のレトルト食品や即席スープ、調味料やお菓子など多様な食品をラインナップ。1世帯につき、月に1回のペースで、合計3回の配送が予定されています。

応募方法と対象世帯



現在、2HJは行政や地元団体と協力し、対象となる1,500世帯からの申し込みを受け付けています。2HJのロゴが入ったダンボールに詰められた食品が、直接各家庭に届けられることで、避難生活を送る人々の生活を少しでも支えることを目指しています。

地元団体との連携



2HJは、地元団体との連携を強化しながら、被災者への迅速な支援に取り組んでいます。今年1月の地震発生直後から、炊き出しを実施し、合計で12,620食を約3,550人に提供。さらに、数回にわたる炊き出しを通じて、地域のニーズに応じた支援を行っています。9月には、珠洲市での炊き出し第四弾が実施され、地元住民に喜ばれました。

3月には、被災地支援の“ハブ”となる中能登拠点を開設し、地元団体とも協働で支援を継続しています。今後も、ネットワークを拡充しながら、被災者に必要な食料を届けるために尽力し続ける予定です。

結論



2HJは、災害時において食料の供給が困難な状況にある住民に対し、栄養価の高い食品を提供するため、引き続き地元団体や行政と連携していく方針です。今回の「食料応援パッケージ」が、多くの人々の生活再建に役立つことを願っています。


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会社情報

会社名
認定NPO法人 セカンドハーベスト・ジャパン
住所
東京都台東区浅草橋4-4-4 並河ビル1F
電話番号
03-5822-5371

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