「湯道展」京都で開催
2023-03-31 15:00:07
日本の入浴文化を世界へ!「湯道展」が関西日仏学館で開催
日本の入浴文化を世界へ発信!「湯道展」が京都で開催
2023年4月4日(火)から8日(土)まで、京都府京都市左京区の関西日仏学館にて、「湯道展」が開催されます。
この展覧会は、一般社団法人湯道文化振興会が主催し、在京都フランス総領事館が共催、関西日仏学館と大日本印刷株式会社が協力して開催するものです。入場は無料で、日本古来の入浴文化「湯道」の魅力を国内外に発信することを目的としています。
展示内容:日本の入浴文化とフランスの風呂文化の融合
展示内容には、「湯道」の理念や活動、日本各地の職人が制作した伝統的な湯道具などが含まれます。「湯道」とは、単なる入浴ではなく、感謝の念、慮る心、自己を磨くという3つの精神に基づいた、日本の生活文化を象徴する考え方です。
展覧会では、「湯道」の歩みから映画『湯道』の紹介まで、多様な角度から日本の入浴文化を探求できます。さらに、フランスの風呂文化についても触れ、日仏両国の文化交流を促進する展示エリアも設けられています。
具体的には、以下の展示内容が予定されています。
湯道の考え方と3つの精神理念
湯道のこれまでの活動:海外進出や映画『湯道』制作など
湯道文化賞受賞者紹介
日本の伝統工芸である湯道具の展示
映画『湯道』で使用された掛け軸の展示
映画『湯道』の小道具やパネル展示
「湯道部」の活動記録
湯道の始め方
家元が厳選したお風呂に関する「湯の記」
日本各地からの入浴体験記「湯の記」の展示
フランスの絵画における風呂や、フランスの温泉地紹介
代表者コメント:日仏文化交流への期待
湯道文化振興会代表理事の小山薫堂氏は、今回の展覧会開催にあたり、在京都フランス総領事であるジュール・イルマン氏への感謝の言葉を述べました。小山氏は、日本の温泉や銭湯文化がフランスのカフェ文化に通じるものがあると指摘し、フランスの人々が「湯道」の良さを理解してくれることを期待しています。
イルマン館長も、日本の湯文化とフランスの入浴文化の共通点に着目し、展覧会への期待を表明しました。古代ローマ時代から続くフランスの入浴文化の歴史や、19世紀に再び脚光を浴びた温泉施設などについて、展示を通して紹介するとのことです。
「湯道」とは?
「湯道」は、現代の日本人が当たり前に感じている入浴という行為を、改めて見直すきっかけとなる活動です。安全な水道水で湯を沸かし、その湯に浸かるという行為は、世界的に見ると非常に贅沢なことであり、感謝すべき行為だと提唱しています。
「湯道」は、「感謝の念を抱く」「慮る心を培う」「自己を磨く」という3つの精神を柱とし、日本の入浴文化を世界に発信することを目指しています。
まとめ:新たな文化交流の場として
「湯道展」は、単なる展示会ではなく、日本とフランスの文化交流を深める貴重な機会となるでしょう。日本の伝統文化である入浴文化を再発見し、その魅力を世界に発信するこの展覧会に、多くの来場者が訪れることが期待されます。
開催概要
会期:2023年4月4日(火)~8日(土)
時間:10:00~17:30(4日は13:00オープン、8日は16:00クローズ)
会場:関西日仏学館3階サロン(京都府京都市左京区吉田泉殿町8)
入場料:無料
主催:一般社団法人湯道文化振興会
共催:在京都フランス総領事館
協力:関西日仏学館、大日本印刷株式会社
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 湯道文化振興会
- 住所
- 東京都港区虎ノ門5-11-1オランダヒルズ森タワーRoP708
- 電話番号
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