「正論」8月号:再生エネ
2024-07-01 17:08:05

「正論」8月号:再生可能エネルギー偏重への警鐘、中国への対峙、そして未完の改革

「正論」8月号:再生可能エネルギー偏重への警鐘、中国への対峙、そして未完の改革



産経新聞社が発行する論壇誌「正論」の2024年8月号が7月1日に発売されました。今号の特集は4本立て。「中国に対峙する」「未完の改革」「歴史戦」「令和の教育論」と、現代社会における重要なテーマが取り上げられています。

特に注目すべきは、再生可能エネルギーへの偏重に対する警鐘を鳴らす対談「『エコ』は財布に全く優しくない」です。飯田泰之氏と杉山大志氏によるこの対談では、再生可能エネルギー導入の現状と課題、そしてその経済的側面について鋭い議論が展開されています。

また、産経新聞政治部編集委員兼論説委員の阿比留瑠比氏による「今も忘れられない安倍晋三氏の話」も必読です。安倍晋三元首相の政治家としての魅力や功績、そしてその死に対する深い考察が語られています。

特集「中国に対峙する」では、台湾問題や習近平政権の動向、そして日本が抱える民族問題について、複数の専門家がそれぞれの視点から論じています。台湾の頼清徳政権の対中政策や、習近平政権による台湾への圧力、そして日本が民族問題に関心を持ち続ける理由などが詳しく解説されています。

特集「未完の改革」では、「日本改造計画」の現状と課題が議論されています。東京一極集中を解消できなかった理由や、地方の活性化に向けた課題、そして国による地方のチャレンジに対する規制など、多角的な視点から論じられています。

特集「歴史戦」では、「朝鮮人強制労働」や「慰安婦問題」に関する歴史認識について、客観的な視点からの考察がなされています。歴史的事実と歪曲された情報を見抜き、冷静に判断する必要があることを改めて認識させてくれます。

特集「令和の教育論」では、道徳・倫理観の重要性や、漢字・漢文教育の役割、そして心の修養の必要性などが論じられています。現代社会において、子供たちにどのような教育が必要なのか、改めて考えさせられる内容となっています。

「正論」8月号は、現代社会の様々な問題について、多様な視点から論じた読み応えのある内容となっています。ぜひ書店などで手に取って、じっくりと読んでみてください。


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