英会話AIで試験改革
2025-07-25 10:52:39

広島・修道高等学校が英会話AIアプリを導入し選抜試験を改革

廉価で効率的な新しい英会話選抜試験



広島県の修道高等学校が、オーストラリア研修の選抜試験に中高生向けの英会話学習AIアプリ「AIパフォーマンス」を導入しました。この新しいシステムは、生徒の英語スピーキング能力を短時間で公平に評価することができるため、従来の方式に比べて大きな変革をもたらしています。

独自の評価システム



これまで同校では、オーストラリア研修の選考に際して、参加理由書の提出や筆記試験を中心に行ってきました。しかし、スピーキングテストの実施には、準備や評価に多くの時間と労力がかかるため、運営側にとっては大きな課題となっていたのです。そこで、今回の「AIパフォーマンス」の導入が行われました。生徒はAIとロールプレイ形式で会話を行い、AIはその内容を瞬時に評定。CEFR準拠のスコアに基づく多様な指標を用いることで、選抜試験の公平性と効率性が格段に向上しました。

透明性の高いルーブリック評価



新たに導入された評価方式では、文部科学省が定める3つの観点に基づいたルーブリックを用いています。このルーブリックは、評価基準を明文化し、評価者間のばらつきを最小限に抑えるために作成された表形式の指標です。具体的には、「知識・技能(正確性)」、「知識・技能(発話量)」、「思考力・判断力・表現力」の3つに分かれた評価で、各評価点(A、B、C)に応じて具体的な行動や発話の質によって判定されます。この仕組みにより、生徒のスピーキングスキルを多角的かつ客観的に評価することが可能になりました。

教員・生徒双方にメリット



修道高等学校の英語科担当教員である恵島聖教諭は、「AIパフォーマンス」の導入を通じて、CEFR基準に則ったスピーキング能力の客観的評価ができる魅力的なシステムだと語ります。このシステムは、得点だけでなく生徒個々の会話データを瞬時に可視化できるため、スピーキング力の現状把握に役立っています。

教員の負担軽減と、ロールプレイ形式による生徒への心理的ストレス軽減が実現したことで、英語でのコミュニケーションに対する抵抗感も低下。その結果、先日の交流校訪問では、生徒たちが積極的に英語でコミュニケーションを取る姿が見受けられました。

今後の展望



コトバンクは、このような新しい教育技術を利用して、今後さらに学校現場での活用を進め、英語教育の質や効率性の向上に寄与する方針です。さらに、適切なロールプレイの導入が進むことで、生徒たちが海外研修先で必要となるスキルを事前に身につけることができる環境が整います。

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