関西支店移転開所式
2025-05-20 17:04:25

株式会社商船三井、関西支店を100年ぶりに移転開所式を開催

株式会社商船三井は、2023年5月20日に関西支店の移転開所式を行いました。この移転は、約100年の歴史を持つ中之島ダイビル本館に、創業の地としての象徴的な意味合いを持ちます。関西支店はこれまで中之島ダイビル25階に位置していましたが、今回、ダイビル本館の4階へと夾雑されました。この移転により、関西支店は大阪商船が1925年に本社を移転した場所に戻るという、歴史的な意味を持つことになります。

移転後の関西支店は、地域の企業や行政機関とのつながりを強化するためのスペースとして生まれ変わりました。特に、役職員が自由にコミュニケーションを図れるタッチダウンオフィスとして機能することを目指しています。こうしたリノベーションは、社員同士のつながりを促進し、より円滑な業務を行うための重要な要素となります。

大阪商船は1884年に創立され、住吉大社を崇敬している長い歴史を有しています。関西支店は住吉大社が祀る海の神を大切にしており、今回の移転に際しては、歴史ある金剛組による修復を経た分社の遷座が行われました。開所式には住吉大社の権宮司や金剛組の代表者など、地域の有力者が集まり、新たなスタートを祝う場となりました。

関西地域では、商船三井グループが提供するさまざまなサービスが多岐にわたり展開されています。不動産業務を手がけるダイビル株式会社や、フェリーサービスの株式会社商船三井さんふらわあなど、多様な事業が地域経済に寄与しています。また、2025年に予定される大阪・関西万博では、当社が出展しているゼロエミッション船の体験アトラクションが注目されています。さらに、2023年7月19日には大阪に体験型ミュージアム『ふねしる』がオープン予定で、地域の人々に海運業を楽しんでもらう良い機会となるでしょう。

今回の移転は、当社が強く推進する国内地域戦略の重要な一環として位置づけられています。具体的には、既存業務の強化、新たな顧客や事業の開拓、地域への貢献という三つの基本方針を掲げ、関西での存在感をさらに高めていく方針です。

このように、商船三井が新たにスタートを切った関西支店は、地域の皆様との関係をより深めていくことで、さらなる発展を目指していくことが期待されています。地域貢献や環境意識の高まりに応える事業を推進しつつ、100年前の歴史をつなぎ合わせ、新しい未来を切り開いていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社商船三井
住所
東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル
電話番号

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