日本の砂糖利用菓子に関する調査結果
株式会社ぐるなびが実施した「砂糖を利用したお菓子に関する消費実態・意識調査」では、米国、豪州、中国、台湾の4カ国における日本のお菓子の購買意向に関する重要な知見が得られました。本調査は、農林水産省の補助事業の一環として、全国和菓子協会および一般社団法人日本洋菓子協会連合会の協力のもと行われました。調査結果は、日本の菓子文化の深化とインバウンド市場の開拓に寄与する示唆に富んだものとなっています。
調査の主要ポイント
1.
インバウンド客の購入意向の高さ
調査によると、訪日外国人のうち日本を除く4カ国の旅行者の約9割が、お菓子を「自身で旅行中に食べる用」として購入する意向を示しました。そして、7割から9割が土産用としても購入する意向を持っていることが分かりました。この高い水準から、訪日観光客の日本のお菓子に対する関心の高さが伺えます。
2.
文化による味の好みの違い
試食調査では、国や地域によって味の好みや評価が大きく異なることが示されました。これは、同じお菓子に対しても日本国内でも多様な評価があることを意味しています。あらゆる文化的背景を持つ人に対応するためには、各国の嗜好に合った商品開発が必要とされます。
3.
嗜好を考慮した新たな展開の可能性
調査結果から、万人受けするような策よりも、特定の嗜好を持つ人に向けたアプローチが重要であることが分かりました。「自店の味が好きな人に見つけてもらい、食べてもらう」ための戦略が求められます。これは、新たなマーケティングの視点を生むものであり、各ブランドにとって重要な課題と言えるでしょう。
砂糖の消費拡大の重要性
砂糖の消費を拡大することは、日本の食文化の継承と同時にインバウンド市場の開拓につながります。ぐるなびは、本調査の結果が業界関係者にとって新たなアイデアの契機となることを願っています。また、菓子専門店と消費者との橋渡しをするため、店頭やデジタルを利用した実証調査も行う予定です。この調査データは、「自店の味を愛する人」と出会うためのマーケティング計画に有用とされています。
結論
日本の砂糖利用菓子は、インバウンド市場における非常に大きなポテンシャルを秘めています。消費者の嗜好に基づいた戦略的アプローチを通じて、訪日観光客の購買意欲を引き出すチャンスがそこにあります。さらに、この調査が新たな一歩への道しるべとなることを期待しています。
参考リンク