新しいサステナブル商品
2025-06-03 13:20:13

サステナビリティとデザインが融合した新たなテーブルウェア、ニッコー×小松マテーレの共同開発商品

サステナブルな異業種コラボレーション



日本の石川県に位置する二つの企業、ニッコー株式会社と小松マテーレ株式会社が手を結び、踏み出した新たな挑戦。それは、サステナブルなテーブルウェア「like a Paper Cup(ライク・ア・ペーパー・カップ)」の誕生です。両社の技術と理念を融合させ、環境に配慮した商品を生み出すことで、使い捨て文化の見直しを図るプロジェクトです。

ニッコーの技術的背景



ニッコーは1908年に創業し、長年にわたり陶磁器製品の品質と耐久性が求められるビジネスシーンで愛されてきました。独自のファインボーンチャイナを使用したカップは、軽量でありながら丈夫で、美しい白さが際立ちます。カップのデザインは、金沢のシンボル「鼓門」と、伝統的な茶屋建築に見られる「出格子」をモチーフにしており、どちらも金線の有無で選べる4パターンがあります。

小松マテーレの革新性



一方、小松マテーレは1943年に創業し、高度な染色技術を駆使しています。その中でも、「KONBU®」というナチュラルでドライな素材を使用した高機能布製スリーブは、驚くほど軽量かつ強度に優れ、実用性を兼ね備えています。さらに、廃棄される植物由来成分を利用した「Onibegie®」の技術で染色したスリーブは、環境への配慮も抜群です。これらの素材を使用することで、現代的なライフスタイルに統合されたデザイン性を実現しました。

地元愛と環境配慮の融合



このプロジェクトは、地域貢献と環境問題への意識の高まりから生まれています。地元石川県の企業が協力し、持続可能なものづくりを通じて地域経済の活性化を目指している点が素晴らしいと感じます。製品の生産過程でも、廃棄物を最小限に抑え、リサイクル肥料「BONEARTH®」として再活用する取り組みなども行われています。

商品特徴とデザイン展開



「like a Paper Cup」の魅力は、機能性とデザイン性が両立している点です。カップは、軽やかな持ちやすさに加え、日常生活の中で使用しやすい設計となっています。一方、スリーブは全4色展開されており、冷たい飲み物の結露による不快感を軽減します。

ギフト需要とユニバーサルデザイン



シンプルでユニセックスなデザインは、オフィスや家庭でも使いやすく、就職祝いやお世話になった方への贈り物としても最適です。ギフトボックス入りなので、そのままプレゼントとしても利用できます。利用シーンを選ばないこの商品は、私たちの生活を豊かにするアイテムとなるでしょう。

取り扱い店舗と価格



この商品は石川県内の「Tableware shop & cafe 白磁」や「まてーれ金沢ひがし茶屋街」で限定販売されており、また、東京都のmate-monoショールームでも購入可能です。オンライン販売も行っており、ニッコーと小松マテーレの公式サイトから手軽にアクセスできます。価格は税込みで3,410円から11,550円となっており、スリーブ単体は各1,485円です。

まとめ



ニッコーと小松マテーレの共同開発によって誕生した「like a Paper Cup」は、環境に配慮した製品づくりを実践しながら、私たちの生活スタイルを変える力を持っています。当商品を通じて、使い捨て文化の見直しと持続可能性への意識を広めていくことが期待されます。


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会社情報

会社名
ニッコー株式会社
住所
石川県白山市相木町383
電話番号
076-276-2121

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