VALTECが新しい社員利用機能を発表
株式会社バルテックとそのグループ会社である株式会社バルテックITソリューションズは、タッチパネル式券売機「TK-1930」に新たに「社員利用機能」を追加しました。この機能は、社員証アプリ「MOT 社員証」と連携しており、企業内のカフェテリアや社食サービスでの本人確認や決済をよりスムーズに行えるようになります。
社員利用機能の背景
近年、多くの企業が求める「業務効率化」や「コスト削減」は、特に社食やカフェテリアの運営において重要なテーマとなっています。従来のICカードを用いた社員証の確認・管理方法では、手間がかかるオペレーションが発生し、よりスマートな運用方法への需要が高まっていました。このため、バルテックは券売機「TK-1930」と社員証アプリ「MOT 社員証」を連携させ、企業向けの食環境運用の効率化を図りました。
拡張された機能
バルテックITソリューションズが提供する「MOT社員証アプリ」は、企業の人事管理システム「MOT/HG」と連携します。このシステムでは、二次元コードを生成し、MOT社員証アプリにはそのコードが表示されます。券売機のバーコードリーダーでこのコードを読み取ることで、社員の本人確認が行われ、スムーズに券の購入ができます。また、社員の利用回数や金額の集計が可能となり、CSV形式でデータを出力することで給与計算などの管理に活用できます。
注意: MOT社員証の利用には「MOT/TEL(モッテル)」の契約が必要です。詳しい情報については、ウェブサイトを参照してください。
操作の流れ
券売機での社員利用の操作は以下の流れで行います:
1. 社員または一般のお客様を選択する。
2. 購入したい商品を選択する。
3. MOT社員証アプリに表示された二次元コードを、券売機のバーコードリーダーで読み取る。
タッチパネル式券売機「TK-1930」の特徴
「TK-1930」は、飲食店や社食、無人店舗などで広く使用されている券売機です。この券売機は、現金とキャッシュレスの決済に対応しており、顧客は迅速な会計が可能です。これにより、現金の管理や釣銭の手間を省け、店舗の回転率も向上します。また、メニューの変更もオンラインで容易に行えることから、割引やキャンペーンにも迅速に対応できます。また、多言語対応によるサービス拡充にも寄与しています。
MOT社員証について
MOT社員証は、従来のICカード式社員証の代替として開発されたアプリです。このアプリは本人確認だけでなく、入退場ゲートの管理や会議室の解錠など、多様な用途に対応可能です。カスタマイズによって、他のシステムとも連携でき、柔軟な使用が可能です。バルテックは、今後も企業のニーズに応えて、より便利で効率的なシステムの開発を続けていきます。
株式会社バルテックとバルテックITソリューションズについて
バルテックITソリューションズは、2012年9月3日に設立され、SI事業を営む企業です。所在地は新宿区西新宿で、公式ウェブサイトも運営しています。また、バルテックは1993年に設立され、ICT機器およびソフトウェアの開発を行っており、様々なクラウドサービスを提供しています。これらの企業は、今後も新たな技術を駆使して顧客のニーズに応えていくことでしょう。