香川県高松市にある学校法人穴吹学園の専門学校穴吹パティシエ福祉カレッジは、第17回中国四国ブロック洋菓子コンテストのエコール部門で、見事な成績を収めました。5年のブランクを経て復活した本コンテストで、同校の学生たちは、上位3賞を独占するという快挙を達成しました。
今回のコンテストでは、日本洋菓子協会技術指導委員長賞、広島市長賞、広島県議会議長賞の3つの賞を、穴吹パティシエ福祉カレッジの学生がそれぞれ受賞しました。受賞した学生たちは、2年間という短い期間で培った技術と知識を駆使し、個性豊かな作品を完成させました。
受賞者それぞれが、作品に込めた思いや努力について語りました。技術指導委員長賞を受賞した中野紫葵さんは、細かいパーツの製作や安定性を考慮した作品作りについて熱心に語りました。広島市長賞を受賞した沖田奈澄さんは、計画的な取り組みや他作品の参考にしたことなどを振り返り、努力の成果を実感していました。そして、広島県議会議長賞を受賞した山川心さんは、放課後も学校に残って作品作りに励んだことなどを語り、入賞の喜びを表現しました。
穴吹パティシエ福祉カレッジのパティシエ・ベーカリー学科は、2年間で製菓・製パンはもちろん、和菓子づくりやカフェ実習なども行っています。国家試験の製菓衛生士や菓子製造技能士の資格取得の他、ジュニアバリスタやジュニアショコラティエの資格取得も可能です。卒業後は、地域や都市部の洋菓子店や菓子製造事業所に就職し、学んだ技術を生かして活躍しています。
今回のコンテストでの快挙は、同校の教育の質の高さを証明するものであり、学生たちの将来への希望をさらに輝かせました。今後も、穴吹パティシエ福祉カレッジは、高い技術力と情熱を持ったパティシエを育成し、日本の菓子業界に貢献していくでしょう。