働く人の心のサポートを手がける「Smart相談室」
株式会社Smart相談室が提供する法人向け社外相談窓口サービス「Smart相談室」が、2025年7月に15万人のユーザーさんを迎え入れるという大きな成果を達成しました。登録企業数も800社を超え、累計の相談件数は25,000件を上回るなど、急速に成長を続けています。
「Smart相談室」の成り立ちと理念
このサービスは、会社の代表である藤田康男氏の「働く人々の『モヤモヤ』を解消し、個人と組織の成長を共に促進したい」という強い思いからスタートしました。2021年10月にオンラインカウンセリング機能を持つ「Smart相談室」として始まり、以降多くの企業から支持を受けてきました。
「Smart相談室」は、ITや医療・福祉、製造などさまざまな業界で、従業員数の少ない中小企業から、数千人規模の大企業まで、幅広いクライアントに利用されています。専門家と気軽に相談できる環境を提供し、従業員が抱える悩みや不安に寄り添うことを使命としています。
機能の多様化と進化
2023年に入り、同サービスはさらに進化し、相談の幅を広げました。新たに「コーチング」機能を導入し、目標設定やキャリアに関するサポートを行うことで、メンタル不調の予防だけでなく個人の成長にも寄与することを目指しています。また、2024年には「ティーチング」機能も追加され、従業員のスキル向上に貢献することが見込まれています。
統計によると、これまでの相談内容の61.3%がカウンセラー相談、27.2%がコーチング、11.5%がティーチングと、カウンセリングが一定数を占めつつも、近年では育成ニーズの高まりを受け、コーチングとティーチングが相当の割合を占めるようになっています。
特に、ティーチング機能はプロフェッショナルとのマンツーマン教育を提供することで、多くの支持を集めており、実践的な知識習得に貢献しています。
仕事だけでなくプライベートの悩みも
「Smart相談室」に寄せられる相談内容を分析したところ、47.0%が仕事に関することですが、残りの約半数は家庭の問題や心身の健康といった、プライベートな悩みが含まれています。このことからも、「Smart相談室」がさまざまなテーマに対応し、従業員一人ひとりの多様な悩みを受け入れる環境を整えていることがわかります。
企業の健康経営に貢献
「Smart相談室」は「なんでも相談して良い」というキャッチフレーズのもと、専門家との対話を通じて、少しの違和感やプライベートの不安を早期に解消することを目指しています。生産性や意欲に影響を及ぼす可能性があるため、企業にとっても幅広い相談に応じる環境づくりは不可欠です。
「Smart相談室」は、今後もこうした支援の領域を広げ、働く人々の多様な悩みに寄り添い、企業の健康経営及び社員の心身の健全に寄与していく予定です。企業や個人それぞれの成長をサポートする「Smart相談室」は、働く未来に向けた強力なパートナーとなるでしょう。