能登半島地震支援
2024-03-26 11:00:22
能登半島地震支援:仮設トイレとシャワーブースの提供
能登半島地震支援:仮設トイレと水素水シャワーブースの提供
2023年に発生した能登半島地震は、地域に多大な影響を与えました。この危機的な状況に対し、インプルーブ株式会社は、同社が代表を務めるグループ会社と連携し、復興支援を開始しました。特に、自社で開発した感染予防型の仮設トイレと水素水シャワーブースの提供は、大きな助けとなっています。
濃厚な支援の背景
インプルーブ株式会社は、大阪府大阪市に本社を構え、人材派遣サービス業を展開。代表取締役社長の尾張伸行氏は、労働環境の改善と生産性向上を目的に仮設トイレを開発してきました。これが、被災地の緊急ニーズに応えた形で活用されることとなりました。
仮設トイレは63台無償貸与され、細菌の増加や悪臭を抑制する特別な設計を施されています。これにより、感染症の拡大防止に寄与しつつ、暖房器具の設置が可能になるなど、厳しい環境下にいる人々の負担を軽減しています。
水素水シャワーブースの開発
さらに、インプルーブエナジー株式会社では、水素水シャワーブースも開発されました。被災地訪問時に入浴設備が不足している実態を聞き、急遽開発が始まりました。このシャワーブースは、水素とミネラルを加えた水を使用し、皮膚の隙間に入る水素の特性を生かして汚れを落とします。通常の水道水に比べて、少ない水でより効率的に汚れを落とすことができるため、災害時の生活用品の消費も抑えることが可能です。
地域と協力した支援
水素水シャワーブースの開発は、地元小説家や企業からの支援も受け、段階的に進行しました。設置作業は2月18日、七尾市中島地区コミュニティセンターにおいて行われ、4台が設置されました。
このシャワーブースは、4台同時に使用できる設備を導入しており、利用者の利便性を考慮した設計です。また、内装にはヒノキが使われており、リラックス効果も期待されています。利用者が少しでも心を癒されるよう、配慮されています。
未来に向けた取り組み
インプルーブ株式会社は、設立以来道徳的な経営を重視し、コロナ禍においても社会貢献活動を積極的に行ってきました。厳しい状況を乗り越え、取引先との信頼関係も強化される中で、今後も地域への貢献を続けていく方針です。
尾張社長は、「業界全体を今すぐ変えるのは難しいが、より良い働く環境を提供したい」と語り、今後も被災支援活動や社会貢献を推進していく意向を示しています。
まとめ
能登半島地震後の復興支援にあたって、インプルーブ株式会社が取り組む仮設トイレや水素水シャワーブースは、人々の生活環境を向上させるための重要な役割を果たしています。地域と密接に連携しながら、今後も支援の輪を広げていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
インプルーブ株式会社
- 住所
- 大阪市東成区深江北1-3-29ツカサビル2F
- 電話番号
-
06-6978-7730