新たな保全支援機能「ミロクルAI保全ナビ」
設備保全の現場では、熟練技術者の大量退職という深刻な問題が浮上しています。この“2025年問題”に直面する中で、株式会社ミロクリエが投入する新機能が「ミロクルAI保全ナビ」です。本機能は、現場での即時判断をサポートし、技術継承を促進することを目的としています。
新オプション「ミロクルAI保全ナビ」は、チャット形式のAIアシスタントとして、作業履歴データを活用し、自然な質問に対しても即座に関連情報や対応策を提示することが可能です。たとえば、「マシニングセンターのXX現象について教えて」と尋ねると、AIが関連した作業履歴を抽出し適切なアドバイスを提供します。これにより、経験が浅い作業者でも迷わず次の行動に移れる手助けがなされます。
更に、2025年7月に開催される「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025」と「TECHNO-FRONTIER2025」で、実際の機能をデモで紹介する予定です。これにより、現場密着型のAI支援がどのように保全体制を変えるかを体験することができます。
展示会での体験とセミナーの内容
展示会では、実際に「ミロクルAI保全ナビ」を利用したデモ操作が行われ、参加者は具体的な活用事例を通して新たな保全の姿を発見できます。また、IoT7つ道具セミナーでは、本機能による現場改善への可能性を、活用シナリオを交えながら紹介する予定です。セミナーは先着40名限定で、事前登録が必要となります。
業界が抱える属人化の課題は、保全の記録が残らなかったり、判断が熟練者に依存したりすることから生じています。ミロクルカルテを利用することで、こうした問題を解決し、誰もが活用できる保全体制を築くことが求められています。この新機能は、生成AIを活用することで保全業務をさらなる進化へ導くものです。
詳細な解説資料の無料提供
展示会に先立ち、生成AIと設備保全の新しい活用法についてまとめた「特別解説資料」を無料で公開しています。この資料では、属人化の課題を克服する方法や、生成AIが業務にどのように貢献するかを詳しく解説しています。来場前の情報収集や社内での検討に活用できるため、ぜひダウンロードしてご覧ください。
展示会の詳細
出展予定の展示会は、
- - メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025:7月23日~25日、ブース番号4-T03
- - TECHNO-FRONTIER 2025:同日、ブース番号2-W22(IoT7つ道具パビリオン内)
これらの展示会では、現場での保全業務を革新する新しい技術と事例を直接体験することができ、参加者にとって貴重な機会となるでしょう。新たな保全業務の支援を実現する「ミロクルAI保全ナビ」の展示を通じて、業界全体の改善へと寄与することを目指しています。
■会社概要
株式会社ミロクリエは、高知県南国市に本社を構え、設備保全ツールと生産管理ツールの開発・販売、コンサルティング業務を行っています。資本金4000万円、2019年8月に設立され、業界のニーズに応える製品を提供しています。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください:
株式会社ミロクリエ