Kaspersky MDRがライセンス体系を刷新
新たな法人向け脅威検知サービスの誕生
情報セキュリティ分野で名高い株式会社カスペルスキーは、法人向け脅威検知サービス「Kaspersky Managed Detection and Response(Kaspersky MDR)」のライセンス体系を刷新し、2024年10月22日から本サービスの提供を開始しました。新しい制度は企業にとっての選択肢を広げ、テクノロジーを使った効果的なセキュリティ対策を可能にします。
どのようにライセンスが変わったのか
この度の刷新では、従来の2種類のライセンス「Kaspersky MDR Optimum」と「Kaspersky MDR Expert」を統合し、一本化された新しい「Kaspersky MDR」にたどり着きました。また、新規ライセンスの最低購入数も250から150に引き下げられることで、特に中小企業がサービスを導入しやすくなりました。この変更により、ITセキュリティ専任者を置かずとも、未知の脅威や複雑な攻撃に対する防御が実現します。
他社製品との連携が可能に
さらに、ユーザーは他社のエンドポイントセキュリティを使用している状況でもKaspersky MDRの機能を利用可能です。「EDRエージェントモード」という新機能を取り入れ、従来のエンドポイント保護機能を無効化することで、既存のシステムとの競合を避けつつ柔軟な導入が実現しました。
レスポンス機能の強化
Kaspersky MDRのレスポンス機能も強化されています。インシデント発見時に設定する推奨アクションに新たに「プロセスの終了」「ネットワーク分離解除」「スクリプトの実行」が加わり、より迅速かつ的確な対応が可能になりました。これにより、疑わしいプロセスを速やかに排除したり、インシデント後の端末を早急に復旧させることが可能です。
手頃な価格設定
新規による1年ライセンス価格は9,600円(税別)からと、コスト面でも企業に優しい設定がなされています。最低購入数は150ライセンスと手軽に導入がしやすい状況となっています。
Kasperskyの信頼性
カスペルスキーは1997年の設立以来、世界中で10億台以上のデバイスを保護してきました。深い脅威インテリジェンスと専門知識を活かし、セキュリティソリューションを提供しています。法人向けのサービスには、業界トップのエンドポイントセキュリティ製品や専門的なセキュリティ対策が含まれており、22万社を超える法人のお客様の大切な資産を守っています。
最後に
ITセキュリティは今やどの企業にとっても不可欠です。Kaspersky MDRの新しいライセンス体系は、企業が未知の脅威に立ち向かう手助けをするでしょう。詳細は公式サイトをご覧ください。