山形の食文化を彩る新たなスイーツ「フルーツフラワープリン」登場！

山形の食文化を彩る「フルーツフラワープリン」の魅力

2024年の夏、山形県上山市にて新たなスイーツ「フルーツフラワープリン」が初めて販売される。この商品は、地域の高校生たちのアイデアを基に、さまざまなカラーを持つエディブルフラワーや地元の新鮮なフルーツを使用しており、目にも楽しい一品となる。特に、上山明新館高校の食料生産科の生徒たちとみはらし水耕農園が共同で開発したこのプリンは、地域の食材を活用することを目的としており、SDGs（持続可能な開発目標）への取り組みを反映している。

プリンに込められた思い

この「フルーツフラワープリン」は、地域連携の象徴として、食についての学びを深めようという高校生たちの熱意が表れている。同校の生徒たちは、エディブルフラワーに関する研究を進め、その魅力を多くの人に知ってもらうことを目指している。

山形プリンは、これらの高校生のアイデアを活かし、高品質な地域産のフルーツと、農薬を使用せずに育てられたエディブルフラワーを取り入れた商品を開発した。こうした取り組みにより、地元産品の知名度向上にも貢献したいと考えている。特に、若者からの人気が高まる「映える」スイーツとして、夏のギフトにも最適な選ばれ方をしたいと期待されている。

エディブルフラワーとは

エディブルフラワーとは、食べることができる花のことを指す。魚のコンディメントやサラダのトッピング、デザートの装飾など多様な用途があり、料理に華やかさを演出することができる。また、栄養価も高く、健康にも良い影響を与えるとされています。具体的には、フルーツフラワープリンに使用されるカレンデュラは、皮膚の修復や保護に寄与するメディカルハーブとしても知られています。

この花々は、みはらし水耕農園で育てられ、持続可能な農業の取り組みとして注目されている水耕栽培で生産されています。環境への配慮もされており、水資源の無駄を省く努力がなされています。

フルーツフラワープリンの詳細

この夏に限定販売される「フルーツフラワープリン」は、680円（税込）で提供され、2024年8月1日から8月30日の期間中、山形プリン及び山形プリン道の駅蔵王にて販売される。使用するフルーツは上山産の白桃や、地元の夏苺「サマーティアラ」、また庄内メロンなど、山形県の旬の果物がふんだんに取り入れられていて、一度にこれらの味を楽しむことができる。

さらに、販売期間中、上山明新館高校の生徒たちが店頭に立ち、自ら商品を販売するイベントも開催される予定である。これにより、生徒たちが地域とのつながりや社会への参加を体験する貴重な機会になるだろう。

地域の取り組みと未来

今回のコラボは、上山明新館高校の「地域連携活動」の一環として実現したものであり、地域の生産者との絆を強めることが狙いである。また、この取り組みを通じて、若者と地域が一体となる新たな風を吹き込むことができると考えられている。

山形プリンは、今後もさまざまな地域の企業や団体と連携し、山形県の素材を活かした新たな商品開発に挑戦していく考えである。期待するのは、美味しいだけでなく、地域の魅力を広げるプリンが多くの人々に愛され、山形の人気土産となることだ。これからの展開に目が離せない。